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🌸

んん……ふわぁ……

🌸

よく寝たぁ…っ

今日も、いつものふかふかベッドで目を覚ます。

🌸

もう朝かぁ…早いな~…

その時、ノックの音が聞こえ、看護師さんが入ってきた。

看護師

あら、🌸ちゃん

看護師

もう起きていたのね。

🌸

あ、看護師さん、!

🌸

おはよ~、っ!

看護師

ふふっ、おはよう

看護師

今日も元気ね~

看護師

ご飯、持ってきたから食べてね

看護師

食べ終わったら、いつもの診察するからね

🌸

はーい、!

そう言って、看護師さんは部屋を出ていった。

🌸

今日のご飯も美味しそ~、!

🌸

いただきま~す、!

🌸

ごちそうさまでした~!

🌸

美味しかった~…!

完食したと同時にノックが聞こえ、今度は先生が入ってきた。

医者

失礼するよ

🌸

あ、先生!おはよ~!

医者

おはよう、🌸ちゃん

医者

今日も元気だね

🌸

えへへ、私はいつも元気満々だよ、!

医者

そうか、それはいい事だね

医者

それじゃ、今日も診察するから横になってね

🌸

はーい、!

そう言って、先生は診察を始めた。

と言っても、そんなに難しいものじゃない。

私はただ、じっとするだけだから

慣れてしまえば、なんてことない。

そうこうしているうちに、診察が終わった。

そして、最後に先生からいつもされる質問をされた。

医者

🌸ちゃん、今日も聞くけど…

医者

今、何歳になったかい?

🌸

えっとね、18歳、!

医者

…そうか

私がこの質問に答える度に

先生は、悲しそうな笑みを浮かべる。

私はその度に、少し申し訳なさを感じていた。

🌸

先生…、?

医者

あぁ、ごめんね

医者

じゃあ、診察は終わったから

医者

今日も一日、安静に過ごすんだよ

🌸

はーい、!

そう言って、先生は部屋を出ていった。

🌸

さて、今日一日何してよっかなぁ…

🌸

あ、そうだ、!忘れるところだった、!

🌸

今日も、🦅💙様に手紙を書かないとね~!

私は、いつも🦅💙に手紙を書く。

そして、看護師さんに頼んで事務所に入れてきてもらっている。

これが、私の日課でもあり楽しみの一つなのだ。

なんせ、🦅💙は私の推しだからね。

🌸

よし、書けた~!

🌸

あとで、看護師さんに届けてもらお~っと、!

そう思っていたその時

なんだか、少し扉の向こうが騒がしくなった。

🌸

あれれ、どうしたんだろ…?

見に行こうにも、体は動かせない。

看護師さんたちがいないと、外に出ることは出来ない。

すると、ノックが聞こえて看護師さんが入ってきた。

🌸

あ、看護師さん、!

🌸

何かあったの?

そう聞くと、看護師さんは私にこう言った。

看護師

貴方に会いたいって言っている人がいて…

🌸

…え、私に?

びっくりだった。

親もいなければ、兄弟や親戚もいない。

生まれてからずっと、この病室に居たから

友達は一人もいない。

じゃあ、一体誰が…?

看護師

それで、この病室に入れてもいいかしら?

少し困惑したけど、誰か気になった私は了承した。

🌸

いいよ~!

看護師

ありがとう

看護師

じゃあ、説明してくるわね

🌸

わかった、!

そう言って、看護師は部屋を出た。

そこから5分もしないうちに、再びノックが聞こえ、扉が開いた。

🌸

🌸

(看護師さん、戻ってきたのかな…)

🌸

…って、え!?

私は、目の前の光景に驚いた。

そこに居たのは……

ri

失礼しま~す、!

jd

ri、あまり大きい声は出すなよ

jd

一応、病院なんだからな

ri

へーい

jn

…あんたが、🌸か

🌸

へ、……っ

紛れもない、私の推しである

🦅💙の3人が立っていた。

君と過した、最後の春。

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びっくりシソウ(現実にあったら)

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