主
イルマ side
イルマ
一枚の紙を手にオペラさんにそう聞いた
オペラ
オペラ
オペラ
イルマ
オペラ
オペラ
オペラ
イルマ
イルマ
それに納得して目の前の光景にも納得する
無数の撮影器具が揃っており 先程からオペラさんが準備している
オペラ
イルマ
オペラ
オペラ
オペラ
初めて聞く単語に疑問と緊張が走る
琥珀さんってそんな凄いヒトだったんだ…
魔界塔(バベル) 665階
ベルゼビュート
ベルゼビュート
ベルゼビュート
ベルゼビュート
ベルゼビュート
ベルゼビュート
ベルゼビュート
バール
アマイモン
バール
ベルゼビュート
ベルゼビュート
アマイモン
アンリ
アンリ
琥珀 side
666階
三傑会議
ベリアール
レディ・レヴィ
物怖じするような雰囲気を 彼らが醸し出しながらいがみ合う
レディ・レヴィ様の言葉の後すぐ 二人は机の上にバァンと音を立てそれを出す
ベリアール
ベリアール
レディ・レヴィ
レディ・レヴィ
ベリアール
レディ・レヴィ
と、決着がつく気配がない
その後、決まり事のように サリバン様へ審判を任せるベリアール様
しかし、本日のサリバン様は一味違って 何かを企んだような笑いを零し うっとりしたような顔で写真を取り出す
サリバン
ベリ & レヴィ
ベリアール
ベリアール
レディ・レヴィ
サリバン
レディ・レヴィ
ベリアール
琥珀(コハク)
琥珀(コハク)
と、返せば諦めたようで イルマ様の写真を机に広げる
それらを見て三傑の方々はうっとり
ベリアール
レディ・レヴィ
サリバン
毎回審判はサリバン様がしていたが ご覧の通りな為、彼らに審査を任された
私は机に広がる三人の孫の写真を見て 私は即決で言った
琥珀(コハク)
ベリ & レヴィ
サリバン
レディ・レヴィ
その瞬間下の階から激しい音が轟く
それを聞いて私達はため息に近い息を吐く
サリバン
ベリアール
サリバン
レディ・レヴィ
レディ・レヴィ
ベリアール
ベリアール
ベリアール
琥珀(コハク)
琥珀(コハク)
ベリアール
レディ・レヴィ
呆れ全開に返ってきた言葉に 何も言えなくなる
それを見兼ねてかサリバン様が 私の代わりに口を開いてこう言った
サリバン
サリバン
サリバン
サリバン
サリバン
助け舟に近いそれに便乗して首を縦に振る
私達を見た二人は納得したらしく それ以上は何も言わなかった
そうして解散の流れとなり 各々帰ろうとした矢先、扉がノックされた
失礼しますと入ってきたのは 13冠であり、アメリ様の父である アザゼル・アンリ様
サリバン
アンリ
サリバン
アンリ
サリバン
和んでいた二人の間は アンリ様が見せる紙で冷えきる
それはサリバン様に 【人間界への不正渡航】の疑いをかける そんな1枚の紙切れだった
連れて行かれるサリバン様を無視して、 アンリ様に疑問をぶつけた
琥珀(コハク)
サリバン
オペラ
帰宅すれば丁度オペラが電話を受けていて イルマ様とゲームをしていた
オペラ
判決が早いよ!!! 琥珀ちゃんと同じ事言わないで!
と、電話越しにサリバン様の声が聞こえる
それからいくつか会話を混ぜ 電話を切ったオペラと目が合った
オペラ
琥珀(コハク)
琥珀(コハク)
イルマ
琥珀(コハク)
イルマ
オペ & コハ
イルマ
lossと表示されるテレビに 向き直ったイルマ様
それを見たオペラから 強引にゲーム機を渡され イルマ様の隣に座る
しばらくイルマ様とゲームを楽しんだ
翌日、カルエゴくんに理事長代理を任せ ほとんどを彼に丸投げし 自宅業務を理由に学校を休んだ
琥珀(コハク)
コンコン
琥珀(コハク)
オペラ
椅子に寄りかかっていれば 魔紅茶を持ったオペラが 労りの言葉と共に入ってきた
机に置かれた魔紅茶から 好きな香りが鼻をくすぐる
琥珀(コハク)
琥珀(コハク)
オペラ
オペラ
琥珀(コハク)
琥珀(コハク)
魔紅茶を一口含み、そう言った
魔紅茶特有の味が口の中で広がり 疲れが一気に薄まる感じがする
琥珀(コハク)
オペラ
オペラ
琥珀(コハク)
カチャリと紅茶の入ったコップを置き 「それで?」と会話の先行を切り込んだ
琥珀(コハク)
オペラ
琥珀(コハク)
変わらず紅茶に視線を落としながら やっぱりかと呟きそうになる
グッと堪えて続けられるであろう言葉に 耳を傾けた
オペラ
オペラ
オペラ
オペラ
オペラ
横目でチラリと彼を見れば 耳を垂れさせて申し訳無さそうな顔をして すみませんと謝られた
確かに彼とは付き合いが長い
しかし、私の家名は勿論 過去や性格すらまともに話してない
彼が見てる私はSDの琥珀であって "悪魔の琥珀"は知らないのだ
琥珀(コハク)
デルキラ
コハク
デルキラ
コハク
デルキラ
コハク
デルキラ
デルキラ
コハク
デルキラ
コハク
デルキラ
オペラ
その声でハッとして彼を見ると 心配そうにこちらを見ている
右手を額に合わせ俯き 数分瞼を伏せて、また瞼を上げる
もう一度彼と向き合うように 顔を上げれば情けない気持ちになった
琥珀(コハク)
琥珀(コハク)
琥珀(コハク)
琥珀(コハク)
その気持ちを乗せて地面に大きく息を吐く
そして再び口を開いた
琥珀(コハク)
琥珀(コハク)
オペラ
琥珀(コハク)
オペラ
琥珀(コハク)
オペラ
琥珀(コハク)
緊張でカッコつけたような自分に 恥ずかしくなって頬が熱くなる
そのせいでオペラの方も見れないが 彼からの視線がすごいのは分かる
彼の方から花が飛んでいるような そんな錯覚さえ見える始末だ
オペラ
琥珀(コハク)
オペラ
琥珀(コハク)
私はオペラに揶揄われながら 彼の質問に答えていく事になる
嘘を付くのは苦手じゃないが得意でもない
嘘を付き続ける、というのは 心に何か重りを積み重ねるのと同じ
だから居心地が悪くなったりする
私にとってこの場所も少々居心地が悪い
戻ってくるなら早く戻ってきて欲しい。
ここは居心地が悪い
そのはずなのに…何故だろう。
息苦しく居心地が悪いはずなのに 居心地が良くなっているのは
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主
主
主
主
主
主
コメント
6件
神作品にはこのくらい❤しておかないと((((