いれいすなら、信じられる

数日後

いつものように登校して、屋上に行こうとすると、クラスの委員長に声をかけられた。

ビビりすぎじゃない？ まあ、確かに怖いか…

文化祭？はあ… 人生の中で嫌いなイベントTOP５の一つだ… 揉めるし、人と話さなきゃいけないし、面倒くさすぎる。

は？何で？ 邪魔するわけじゃないんだから別にいいでしょ。 何でそこまでして参加させたいの？ そんな考えが顔に出ていたのか、委員長はさらに顔を真っ青にした。

外周…疲れはしないけどだるいな… しょうがない、HRと１限は残るか。

はあ…めんどすぎる… そんなことを思っていると、りうらくんが登校してきた。

説明中

そんな会話をして、私たちは眠りについた。

あ、１限終わったんだ… しっかり寝ちゃったから何も覚えてないや。 まあどうでもいいけど。

だるいってレベルじゃない！何が悲しくて あんなひらひらの服着なきゃいけないの！？ どうでもいいといったので文句は言えないが、さすがに嫌すぎる。 それにしてもベタだな…恥ずかしくないのかな。

りうらくんが何か言いかけた時、また委員長と文化祭実行委員に 声をかけられた。

はあ！？意味わかんない！ 文化祭自体が大嫌いなのに、なんでわざわざ役割やんなきゃいけないの！？

りうらくんが引き留めるのを無視して、私は教室を飛び出した。