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#あべさく
めかぶぷりん
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#ご本人様には関係ありません
楪羽*yuzuriha*
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その日の深夜。 すべての仕事を完璧に終え、同棲中の部屋に戻ってきた2人は、玄関の鍵を閉めた瞬間、大きな安堵の息を漏らした。リビングへ進むと、2人は示し合わせたように、左手首の「お揃いの時計」のベルトをパチン、パチンと外した。 カチカチと外の世界の時間を刻み続けていた重い腕時計をデスクに置く。それは、アイドルとしての『オンの2人』が終わった合図だった。 腕時計を外して軽くなった左手を、2人は吸い込まれるようにして繋ぎ合う。 そして、ベッドサイドにあるジュエリーケースをそっと開けた。 中から、光を浴びて星屑のように輝くプラチナのリングを取り出す。お互いの左手の薬指へと、冷たい金属の輪をゆっくりと嵌め直した。 指輪が根元まで収まった瞬間、じんわりと2人の体温で温まっていく。指輪を嵌めること。 それこそが、2人が生涯の伴侶である『オフの2人』に戻るための、一番大切な愛の儀式だった。
康二
康二が照れくさそうに笑いながら、目黒の首に両腕を回す。 指輪のついた薬指が、目黒のうなじに優しく触れた。
蓮
目黒は愛おしさに胸を詰まらせながら、康二の細い腰を強く引き寄せ、その唇に優しく、だけど深いキスを落とした。
お風呂上がり、メンバーたちからプレゼントされた、お揃いの特注のペアバスローブに身を包む。 黒いバスローブの胸元に『6th R』、白いバスローブの胸元に『6th K』の、美しい刺繍が優しく揺れていた。 2人でソファに並んで座り、夜景を眺めながら、重なり合う左手を見つめる。 手首の時計は外してあっても、新しく2人の左手に加わったプラチナの指輪が、目に見えない永遠の秒針を刻み続けている。 多様性の時代の中で、世界中に「夫婦になった」と大声で叫ぶことはできない。 けれど、名前を出さない最大のファンサで愛を叫び、見えない悪意からお互いを守り抜き、ついに家族に祝福されて誓い合った2人の6年間は、世界中のどんな恋人たちよりも、深く、甘く、永遠に続いていく。
康二
蓮
窓の外の都会の夜景が、2人の薬指の輝きを静かに祝福するように、いつまでもきらめいていた。
コメント
1件
みぅです🤍🥀 時計を外して指輪を嵌め直す“オンとオフの切り替え”の儀式、すごく好きな表現でした…。“おかえり、俺の旦那さん”に“ただいま、俺の奥さん”って呼び合うの、尊すぎて胸がぎゅっとなりました。公にはできないけど、ファンサで叫んで、家族に祝福されて誓い合った6年間…重ねた時間の重みがありありと伝わってきて、涙が出そうになりました。お揃いのバスローブの刺繍も、細かいところまで愛が詰まってて、本当に素敵な夜でした🌙