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それは、消えても消せない記憶。
2011年 3月 11日
午前11時24分
響
響
明梨
響
明梨
響
響
明梨
明梨
明梨
響
響
明梨
響
明梨
明梨
響
明梨
明梨
明梨
明梨
明梨
響
響
響
響
明梨
響
明梨
明梨
響
明梨
明梨
明梨
響
明梨
明梨
響
明梨
響
響
明梨
響
明梨
響
明梨
響
午後2時46分
響
響
──ガタガタガタガタ!
響
響
──ガタガタガタガタ
響
響
響
響
応答なし
響
響
響
陽太(弟)
理音(妹)
響
響
理音(妹)
先生
響
先生
響
陽太(弟)
先生
響
響
響
理音(妹)
響
午後5時17分
父
母
響
理音(妹)
陽太(弟)
母
父
父
響
父
母
母
響
響
父
午後6時51分
響
応答なし
響
父
響
母
響
母
午後8時55分
明梨の父
響
響
明梨の父
響
明梨の父
明梨の父
響
明梨の父
明梨の父
響
明梨の父
響
明梨の父
響
響
響
明梨の父
響
明梨の父
4日後
医師
明梨の父
響
明梨は津波に呑み込まれ
そして亡くなった
明梨の父
当たり前に来ると 思ってたいた『明日』は 二度と戻らない光となった。
警察
警察
明梨の父
警察
警察
響
警察
明梨の父
響
響
響
警察
警察
響
警察
警察
響
警察
警察
響
明梨の父
明梨の父
明梨の父
明梨の父
明梨の父
明梨の父
響
柚希
響
響
柚希
私の大切な親友に
「明日」は来なかった。
柚希
柚希
響
『響〜!』
『こんな親友持てて幸せだわ!』
『もしほんとに美容師に なれたらお店来てよね』
『響は最初のお客様だから!』
『約束ね』
『また明日ね、響』
柚希
柚希
柚希
あれから長い月日が 流れた今も
約束は「約束」のまま。
響
響
柚希
響
響
柚希
柚希
響
柚希
響
柚希
柚希
柚希
柚希
響
柚希
柚希
私が伝えるはずだった想いも
あの日に呑み込まれてしまった
6年後
響
響
加藤
響
加藤
加藤
加藤
加藤
響
響
加藤
加藤
加藤
響
加藤
加藤
『約束ね』
響
加藤
響
それは、消せても消えない記憶。
果たされない約束も 色褪せず残り続ける。
明梨
響
明梨
響
響
明梨
明梨
明梨
響