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とある春のこと。
春
春
春
「あの」
私の後ろから、優しい声が聞こえて来た。
春
黒瀬
そう言って、その人は私に傘を差し出した。
春
春
黒瀬
春
黒瀬
黒瀬
春
春
翌日
春
ドンッ
春
黒瀬
春
黒瀬
春
春
私が傘を差し出そうとすると、傘の中から薄ピンクの紙切れが落ちてきた。
春
私が紙切れを取ると、ひらっと紙切れの中身が見えた。
『春さんへ』
『好きです』
春
私は、そのまま、紙切れと傘を黒瀬くんに渡した。
春
春