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それから数時間の間… とにかくどえらい目にあった。
使用人
保安官…
使用人
保安官…
使用人
使用人
保安官…
使用人
と…美形なる使用人の御二方から風呂場まで担ぎ込まれた挙句、文字通り散々あちこち洗われてしまった…
あとお風呂きもちよかった…
えらい目とはそれだけにとどまらず… 入浴場から担ぎ上げられた後身体を拭かれ… 見たこともないほど大きな衣類の保管場所へ… そして…
使用人
保安官…
使用人
保安官…
使用人
保安官…
使用人
使用人
保安官…
前世、ドレスを着る娘達が苦しんでる理由がここでわかった… 確かにこれは皆して苦悶の表情をうかべるわけだ…
その後諸々の身の回りの世話をされ… 使用人たちが上機嫌な笑みを浮かべて私を連れ回した訳だが…その間ずっと新しい身体と環境に終始四苦八苦する羽目になり… 終わった時にはもうヘロヘロになってしまった… その後案内された部屋は比喩抜きで凄まじく豪華な調度品等がもうけられている…
保安官…
使用人
保安官…
使用人
使用人
保安官…
使用人
あぁ…彼女はそういう趣向所持者というわけか…
それならこういうのはどうだ?
保安官…
両手を胸の前に添えて2人の使用人を見上げるように歩み寄った… なぜこんな所作ができるか…? 前世…街の酒場で娼婦の娘たちに散々こうしてたかられたからさ… 無論その度貞操を守る為に誘惑に打ち勝ってきた訳だが…
使用人
使用人
使用人
使用人
そうして、手際よく就寝用の服装に変えてもらったあとミランダとエレノアと呼ばれた使用人たちは大変機嫌良さそうにお部屋からご退場された…
開放されたと同時にどっと疲労に揉まれてベッドの上に倒れ込んだ…
保安官…
直後、部屋のドアがノックされる。
出来れば今日はもう「お世話」されたくないのだが…
保安官…
皆私の為にやって下さった以上無下にもできずドアの前まで行く…
???
そういえばこっちに来てからまだ何も食べてないことに気づく… が、今は空腹を満たすより一秒でも早く休みたい気分だ…
保安官…
???
保安官…
この独特な話し方に保安官という呼称…!! 間違いない!!
声を聞いた瞬間、扉を勢いよく開いて外にいる小憎たらしい声の主を引っ張り込む!
???
めちゃ重い!だがそれ以上にこんのロクデナシに問いたださねばならない!
強引に引き込んだあと、扉を閉めて鍵をかける!
保安官…
そうして、目の前の「天の主の同胞」発言した奴の方へ…ジリジリと近づく。 異様な事態を悟った奴も一歩一歩と後ろに後退りして…
カミサマモドキ野郎
保安官…
右の腕で目の前の奴の胸ぐらを掴み、左腕は片脚を掴む…そのまま肩でタックルし転倒を狙う! が! 屈辱的かな今の体格差によって狙い通りに事は運ばず…私は変な体勢で目の前の野郎に寄りかかるだけに納まっている!
保安官…
カミサマモドキ野郎
こんの面の皮💢💢 ほんと腹立たつ💢
と、ここで私は作戦を切りかえた… 野郎の肩まで登ると同時に、私の二本指を奴の鼻の穴奥深くまで勢いよく突っ込む…
カミサマモドキ野郎
そのまま思い切り奥へ奥へ指をねじ込み、乱暴に爪を立てて中を引っ掻く💢💢
カミサマモドキ野郎
保安官…
そのまま鼻に突っ込んだ指に力を入れ、ギリギリと締め上げる…! 今は幼い身体だがこれは相当痛いはずだぁぁ…!
カミサマモドキ野郎
保安官…
思わず私のお手手が… 怒りの巻き起こり具合に答えるかのようにドンドンと力が籠っていく…
カミサマモドキ野郎
その後強引に引き抜いた結果… 目の前の使用人姿のクソッタレが、 鼻を抑えて地面にかがみ込む… フフフ、人の身体を弄ぶ輩めいい気味だ…
カミサマモドキ野郎
また訳の分からん能書きタレやがる…
保安官…
そうして鼻の苦痛が収まったのか、擦りながら立ち上がった。
カミサマモドキ野郎
保安官…
カミサマモドキ野郎
保安官…
カミサマモドキ野郎
……
💢💢💢💢💢 コイツ腹立つ💢💢💢💢💢
カミサマモドキ野郎
と、一度怒りを収めて野郎の座る席と反対側に腰を下ろす
カミサマモドキ野郎
それから少しの間… 私はあらゆる説明を耳にしていく…