エルハ・リンド
明日だね。楽しみにしているよ。
君のスキルと、君との戦いを。
君のスキルと、君との戦いを。
俺の名はスペア。こいつは貴族エルハ家の長男、リンドだ。
クリティア・スペア
あ、あはい。
こいつには散々使い回された。なんと今、俺の妹はこいつに拉致られている。
エルハ・リンド
んじゃ、雑魚くん。バイバイ!
なぜ拉致られてるかって?俺が弱いからだよ。 俺は元々いじめられてた。スキルも分かってないのに、容姿だけで…
クリティア・スペア
はぁ、帰るか。
早くペアンに会いたいな…
早くペアンに会いたいな…
ペアンは俺の妹の名前。 明日は最終試験の日。2人1組になって、貰ったスキルで戦うんだ。これの採点結果によって卒業後、どこのギルドに入るかが決まるんだ。弱ければ弱いほど、低ランクのギルドに入ることになる。
クリティア・スペア
まあ、俺は強いんだけどなぁ?
今まで3年間、なんであいつに負けまくってたのには理由があんだよ…あいつを、最後の最後に落としめてやりたいからさ! 俺のスキルは「創造」様々な技を作れるのさ!!
クリティア・スペア
楽しみだなぁ
毎回あいつと組むから、あいつのスキルは分かってる。 Dランクのスキル「焼却」だ。最高密度で出せば、人間の肌なら軽くやけどはさせられるくらいのスキル。 ま、俺の敵ではない。
まあ、明日、あいつを倒して、妹を取り返すんだ。
そして、卒業後には最強ギルドにでも入れるようになりたい。 いや、なるんだ。神様は見ているさ、俺が今までこのスキルを安定して使うために努力したところを。 だってこの3年間。毎日のように練習してきたからな。






