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藤野 心希(ふじの ここね)

さて、今日の仕事は……っと。

暁 蓮(あかつき れん)

この地区の見回りだな。

藤野 心希(ふじの ここね)

あれ、珍しい。

藤野 心希(ふじの ここね)

ここの区長、鬼殺隊の事馬鹿にしてなかったっけ?

藤野 心希(ふじの ここね)

「戯言を本気にして、体力を無駄に使っている若者め」って。

暁 蓮(あかつき れん)

あぁ。だが、とうとうここの地区にも鬼が出たらしい。

暁 蓮(あかつき れん)

最初は警察が対応していたらしいが、それも耐えきれなくなっていたようだな。

藤野 心希(ふじの ここね)

あらら、それはお気の毒に。

暁 蓮(あかつき れん)

本気で思ってないくせに。

藤野 心希(ふじの ここね)

それは蓮も同じでしょ。

藤野 心希(ふじの ここね)

さっ、行くよ。

暁 蓮(あかつき れん)

あっ、おい待てよ!

藤野 心希(ふじの ここね)

………。

昔と違って 現代は鬼を信じている者は非常に少ない。

昔よりも数が少ないし 弱体化しているため

あまり人前には出てこないからだ。

大抵は 山の中などで遭難者を襲っている程度。

だが、逆に言えば 人前に出てくるようになると とても厄介になる。

鬼にとっては 絶好の狩場なのだから。

そこで 鬼殺隊の出番だ。

鬼殺隊も数は少ないが 鬼を倒す技術は昔より格段に高い。

藤野 心希(ふじの ここね)

(小学校の歴史の教科書にも、鬼や鬼殺隊の事が書かれてるっつーのに…)

藤野 心希(ふじの ここね)

(なんっで信じないかなぁ…)

藤野 心希(ふじの ここね)

ほんっと馬鹿……。

藤野 心希(ふじの ここね)

藤野 心希(ふじの ここね)

さて、ここら辺で二手に分かれようか。

暁 蓮(あかつき れん)

ん。

藤野 心希(ふじの ここね)

私はこっち側に行くから、蓮はあっちを回ってくれる?

暁 蓮(あかつき れん)

了解。

藤野 心希(ふじの ここね)

任せたよ。期待してるからね。

暁 蓮(あかつき れん)

……あぁ。

???

???

……そろそろかなぁ。

???

今のオモチャにも、飽きてきたんだよねぇ。

???

前のオモチャは、すぐ【壊れちゃった】から、つまんなかったんだ。

???

今度のオモチャはどれくらいもってくれるんだろう?

???

楽しみだなぁ♪
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