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天理
第２話！
天理
あ”ー、
天理
足痛ーい。
天理
ねむーい。
天理
おやすみー。
※博麗神社に似たスキマの中
八雲紫（メリー）
ハロ～。
天理
よっ。紫。
天理
いや、メリーって言ったらいいか？
八雲紫（メリー）
どっちでもいい。
天理
で今なんの本見てるんだよ？
八雲紫（メリー）
レイマリの百合本。
天理
○ねぇ！
八雲紫（メリー）
それで？
八雲紫（メリー）
また自分の意思で境界の世界（スキマ）
に来るなんてね。
に来るなんてね。
八雲紫（メリー）
また貴方と魔理沙の母親について？
天理
おう。
八雲紫（メリー）
なーんで貴方は彼女にすがりつくのだか。
八雲紫（メリー）
まあいいわ。
八雲紫（メリー）
貴方の母の名前は「霧雨魔希」（きりさめまき）
八雲紫（メリー）
幻想郷一の魔法使いにして、先代博麗の巫女。
八雲紫（メリー）
博麗霊礼（はくれいれいれい）の相棒よ。
八雲紫（メリー）
そして、貴方達二人の”義理の”母親ね。
八雲紫（メリー）
では何故義理なのか。
八雲紫（メリー）
そして、何故幼い貴方達を残して去ってしまったのか。
八雲紫（メリー）
それをマエリベリー・ハーン（私）は知らない。
八雲紫（メリー）
その全てを知っているのは始まりの世界の八雲紫（私）のみ。
八雲紫（メリー）
何度世界の時間を繰り返そうが、歴史は変わらない。
八雲紫（メリー）
もう二度と、世界は繰り返さないで欲しい。
八雲紫（メリー）
私はね、新たな未来が見たい。
天理
、、、
八雲紫（メリー）
そして、
八雲紫（メリー）
九代目博麗の巫女の顔を、私は見てみたいの。
天理
ちなみに、歴代博麗の巫女って誰なんだ？
八雲紫（メリー）
知りたい？
天理
知りたい。
八雲紫（メリー）
なら、マエリベリー・ハーン（私）の記憶に残っている
博麗の巫女。
博麗の巫女。
八雲紫（メリー）
それだけは言うわ。
八雲紫（メリー）
初代博麗の巫女。博麗鈴夢
八雲紫（メリー）
２代目博麗の巫女。博麗麗羅
八雲紫（メリー）
３代目博麗の巫女。博麗霊華
八雲紫（メリー）
５代目博麗の巫女。博麗霊千。
八雲紫（メリー）
６代目博麗の巫女。博麗霊那
八雲紫（メリー）
７代目博麗の巫女。博麗霊礼
八雲紫（メリー）
八代目博麗の巫女。博麗霊夢
天理
４代目は？
八雲紫（メリー）
さあ。
八雲紫（メリー）
わかんないのよね～。
八雲紫（メリー）
思い出そうとしても、あの悪霊の顔しか
思い浮かばないの。
思い浮かばないの。
八雲紫（メリー）
多分その悪霊なんだろうけれど、本名が思い出せない。
八雲紫（メリー）
だから言えないの。
天理
魅魔様のことか？
八雲紫（メリー）
そうなんだけれど、本名よ本名。
八雲紫（メリー）
魅魔の本名が思い出せないの。
天理
そうなんだ。
天理
と言うかメリー。
八雲紫（メリー）
ん？
天理
お前ってさ、大切な人居るか？
八雲紫（メリー）
まあね。
八雲紫（メリー）
だから夢の中でこっちに来て、
いつでも私に会えるようにしたんじゃん。
いつでも私に会えるようにしたんじゃん。
八雲紫（メリー）
頭おかしくなっちゃった？
天理
はっ倒すぞ！
八雲紫（メリー）
あら男。
天理
○ね。
天理
とりま魔理沙と霊夢の奴はやめて？
八雲紫（メリー）
わかった。
八雲紫（メリー）
なら誰にしよっかな～。
天理
と言うか百合本読むの辞めろよ
天理
変態ババア。
八雲紫（メリー）
お姉さんって呼べぇ！
天理
実質ババアだろ。
八雲紫（メリー）
ｳｯ,何も言い返せない、、、
天理
じゃあな。メリー。
天理
あ、それと、、、
天理
メリー。紫に言っとけ。
天理
「俺らは道具でもなければ人形でもない。」
天理
「ただ一人の存在だ。」
天理
「お前が何見てきたのかは知らねえ。」
天理
「だけどこれだけは言わせろ。」
天理
「もう二度と、繰り返すな。」
天理
ってな。
始まりの世界の八雲紫
あら、でも聞こえているのよね。
二人
うわっ！！！！！
始まりの世界の八雲紫
もう二度と繰り返すな。ね。
始まりの世界の八雲紫
じゃあ、私からも言わせてもらうわ。
始まりの世界の八雲紫
私はね、怖いのよ。
始まりの世界の八雲紫
始まりの世界はね、
始まりの世界の八雲紫
今じゃ私の夢の話に過ぎないの。
始まりの世界の八雲紫
だから私は博麗の巫女を、、
始まりの世界の八雲紫
霊夢が死ぬのを、もう見たくないのよ。
天理
っ？！
始まりの世界の八雲紫
「どう言うことだ。」そう思うでしょう。
始まりの世界の八雲紫
なら見せてあげるわ。
始まりの世界の八雲紫
「始まりの幻想郷」を。
始まりの世界の八雲紫
そして、繰り返し続ける世界で死ぬ
博麗霊夢（貴方の大切な人）を。
博麗霊夢（貴方の大切な人）を。
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