メリクリ
和泉舞白
クリスマス限定短編
冬の朝、待ち合わせは寒い、
都会のビルが立ち並ぶ場所にある公園はビル風がビュービュー吹き荒れて、
ポケットの中にいるはずの手の感覚はほとんどなかった、
「おまたせ」
その声で気持ちの体温が少し上昇する、
小川七瀬
大学の同期で、 仲のいいサークル仲間、
目黒蓮
小川七瀬
目黒蓮
小川七瀬
目黒蓮
ふはっと笑う目黒くんは背が高く 大きめの黄色いパーカーが暖かそうに見えた
目黒蓮
小川七瀬
目黒くんに誘われて、 今日、12月24日 人生で初めて家族や同性の友達以外と過ごすクリスマスイブ、
恋愛感情は抱いているかと言われるとあやふやなところ、
感情で言うと「気になる」と言うだけだった、
目黒くんは、 そんな私の隣に並んで、
目黒蓮
小川七瀬
目黒蓮
目黒蓮
小川七瀬
目黒蓮
小川七瀬
目黒蓮
目黒蓮
悪戯に笑う目黒くんは どこか私の気持ちを歪ませた
連れてこられたのはプラネタリウム
ほぼ貸切状態のプラネタリウムは アナウンスの声しかしなくて、
つい眠たくなる、
目黒蓮
小川七瀬
小川七瀬
目黒蓮
小川七瀬
目黒蓮
小川七瀬
小川七瀬
目黒蓮
目黒蓮
小川七瀬
目黒蓮
目黒蓮
小川七瀬
思わず笑っていると、
目黒蓮
小川七瀬
目黒蓮
小川七瀬
目黒蓮
小川七瀬
目黒蓮
小川七瀬
思っていない回答に思考がストップする、
小川七瀬
小川七瀬
小川七瀬
自分に言い聞かせるように言って 目黒くんを見てた目を星の方にする、
目黒蓮
目黒くんの言葉がどこか寂しそうだったけど、それはきっと気の所為だ、
プラネタリウムを見終わったあと
私たちは近くのカフェに行くことにしたら
目黒蓮
小川七瀬
「かしこまりました」
そう言って去っていく店員さんを横目に、
目黒蓮
小川七瀬
目黒蓮
そう言ってウエストポーチから取りだした小さな箱
小川七瀬
目黒蓮
目黒蓮
目黒蓮
そう言って渡された小さな箱を開けると
中には綺麗なジュエリーのネックレスが入っていた
小川七瀬
小川七瀬
目黒蓮
小川七瀬
目黒蓮
小川七瀬
目黒蓮
小川七瀬
目黒蓮
小川七瀬
箱からネックレスを取り出すと 証明に照らされてキラキラと光る
付けようと手を後ろに回していると、
小川七瀬
てからネックレスを奪われ、 誰かから首元に優しく付けられる
目黒蓮
小川七瀬
目黒くんだったんだ、
何故だろう、
目黒くんに触れられた 首元が少し熱い、
私は来たばかりの熱いカフェラテを 飲んで誤魔化そうとして火傷する、
小川七瀬
目黒蓮
目黒蓮
小川七瀬
誤魔化したいこの気持ちや感情はどうして誤魔化すこともできなくなるのだろうか、
これは、
なんなのだろうか、
小川七瀬
目黒蓮
小川七瀬
目黒蓮
目黒蓮
小川七瀬
写真?
写真撮ること自体は好きでも嫌いでもない、撮るとなれば笑顔は作れる、
でも、異性と2人の写真はもう、 単なるカップルのデートの1枚、
それに私は写っていいのか、?
目黒蓮
小川七瀬
小川七瀬
目黒蓮
小川七瀬
なんとなく、良くないような雰囲気にしてしまったから
私は目黒くんから目線を逸らすようにイルミネーションの方に体を向けた、
冷たく悴んだ手をグッと握って、
2歩、3歩、歩いた時、
私の冷たい右手が掴まれて コートのポケットに突っ込まれた
小川七瀬
コートの主を見れば、 目黒くんで、目黒くんは真剣な顔をして言う、
目黒蓮
目黒蓮
目黒蓮
小川七瀬
目黒蓮
目黒蓮
目黒蓮
目黒蓮
目黒蓮
まっすぐ私の目を見て伝えてくる目黒くんの気持ちを聞いて、
自分の誤魔化せなかった気持ちにやっと気づく
全部目黒くんの仕掛けてくる 罠のような努力にまんまと引っかかって、
ちゃんと“好き”という感情を抱いているのだ、
小川七瀬
小川七瀬
小川七瀬
目黒蓮
目黒蓮
小川七瀬
いきなり吹き出す目黒くんに私は驚く、私変なこと言ったかな、? いや、でもさすがに痛かったかな、
目黒蓮
目黒蓮
目黒蓮
小川七瀬
これはOKってことだよね、? 私たち付き合うってことだよね?
目黒蓮
目黒蓮
小川七瀬
小川七瀬
目黒蓮
小川七瀬
目黒蓮
目黒蓮
この日撮った写真は 毎年、お互いのクリスマスプレゼントに同封されてる特別な1枚、
小川七瀬
目黒蓮
目黒蓮
私たちはまだまだ
初心なカップルです
END
クリスマス限定短編 3日間だけやる予定なので ぜひ楽しみにしててください✨
NEXT♡400以上
コメント
8件
目黒くんの行動、言動一つ一つがこっちまでなんかドキドキしちゃう🤦🏻♀️💗 次の物語も楽しみにしてるね💓
どちゃくそ楽しみなんだが 言葉選びが1つ1つ丁寧で本当に好き
明日?も楽しみにしてる ましろも🎄✨Merry X'mas✨🎄楽しんでね〜