遥視点 ……ここどこだろ…? 気が付くと私は知らない空間に居た えっと…さっきまで何をしてたんだっけ…? 思い出した…!確かさっきまで「晴」と一緒に居て…それで…。 …もし誘拐なら…私の隣に居た晴も近くに居るはず…そんな淡い希望を抱いて辺りを見渡してみた …駄目だ…、何処を見渡してみても晴の姿が見えない。 少し歩いて探してみようと思ったらどうやら手足を縛られている見たいだ。 「怖いよぉ…。」 そう口に出した。 だって…見知らぬ場所に居て手足も動かせない…怖くない人なんて極一部の人たちだろう…。そんな極一部の人だったら良かったんだけどなぁ…。 …でも大丈夫だよ。きっと晴が助けに来てくれる…!!近くには居ないから…捕まっていない…と信じたい…。 「ーーーーーーはーーーーな。」 ………晴だ!晴の声だ…!! 「晴…!私はここに居るよ!!」 いつもよりも大きな声を出し気づいてもらえるようにした。 ……でも気づいて貰えなかった…。 うぅ……晴…。
【晴視点】 ……やばい…ほんとにやっちゃっよ…。 私は夜風晴、能力を持って居て「幻想学園」という学校に通っている…普通の人間。 まぁそんな自己紹介はいいや…( …実は私には好きな人が居るんです。 友情〜!とかじゃなくて…その…恋愛感情って感じの…。 その子の名前はね「夜空 遥」。 凄く可愛くて優しい子…今日だって彼女と一緒にパフェを食べたところだ。 …なんでこの話をしたのかって?…それはね…その子を"誘拐"したからだよ。 …その子はね凄く人気者なの…。 だから最近は休みの日以外全然喋れてない。 …私だけの遥なのに。 人の"彼女"を取らないで欲しいよ…。まだ付き合ってないけどさ…。 「…そろそろ起きたかな…?」 気になったので私は地下に降りた。 「……やっぱり遥は可愛いなぁ。」 ついつい口に出してしまった…。 もう遥は起きているようだ。 遥は…行方不明扱いにしとけば良いよね…。 だからもう、"邪魔"はされない ネぇ遥コレからは ずーっと…一緒だよ♡ …あ…後遥の周りに居た馬鹿共も殺さないとな…。 うーん…暫くは色々やることがあって忙しい。 でも私には"遥"が居るから大丈夫。 …これからが楽しみだなぁ♡
【遥視点】 …どうやら…私を誘拐したのは…晴のようだ…。 正直言って未だに信じられない。 なんで…私を誘拐したのか…。 …でも…、大好きな人が近くにいるなら…それもそれで悪くないと考えてしまっているもう1人の私もいる。 …色々考えすぎちゃって…疲れちゃったな…。取り敢えず寝よ。
【晴視点】
ふふ…遥ってば寝ちゃってる。 寝顔も可愛いなぁ…♡ …写真取っておかないとな…。 あ…写真撮ったやつをブックに貼っておかないと…
夜風 晴
そろそろ…夜ご飯だから…起こさないとなぁ…正直このまま遥を見ておきたいけど…(
夜風 晴
私がそう呼びかけても遥は起きない。
夜風 晴
遥
夜風 晴
遥
【遥&晴視点】 この…生活…楽しいなぁ…。
遥
遥
コメント
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わわわ、晴ちゃんだ…! ほんとにもうなんでこんなに解像度が高いんですかリン様は…!! ちょっと今課題中なので手短にお伝えしましたっ!!