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天音

夢小説注意

天音

色々な要素あり

天音

言葉の意味と文字の意味を汲み取ると物語の見方が変わってきます。

通学路

歩き慣れ、身体が覚えてる通学路。

何も考えずただ学校へ足を運ぶ。

??

おーい!紡ぅ!

突然、後ろから自分を呼ぶ声が聞こえる。

誰だかは予想がつく。 紡は足を止めた。

はぁ、お前は朝から元気だな

圭介

圭介

はよ、紡

圭介

そうゆうお前は元気かねえよなあ

はいはい、おはようさん

朝からんな元気になれねえっつうの

圭介

そーかよ

止めていた足を動かせる。 自然と圭介も歩調を合わせて並んで歩き出す。

てか千冬は?

圭介

あー、当番だかなんかで今日は早くに行ったらしい

へえー、ご苦労なこった

(朝からホントにご苦労様だな)

圭介

あ、そだお前今日空いてる?

圭介

マイキー達と遊ぶんだけどよ

…それ今日の放課後だよな?

圭介

あー、多分、

…ん、いいよ、遊ぼ

圭介

まじで!?

マジだわ、んな驚くことかよ

圭介

だってお前中々誘い乗らねえじゃん

まあな、でもそろそろ誘い乗っとかねえとマイキーがとつりに来るだろ?

圭介

あー、そうだな

圭介

取り敢えず!ゲンチとったからな!

お前、言質なんて言葉知ってたんだな

圭介

おい、バカにし過ぎだろ

バカになんてしてねーよ

圭介

ホントかよ

他愛も無い話をしながら足を進める。

いつも通り。そう、いつも通りなんだ。

教室

ガヤガヤ

圭介と別れた後、自分の教室へ足を踏み入れる。

朝の教室も、色んな声が飛び交っている。

田中

お、藤田はよ

宮岸

おはー

はよ

近くの席の田中と宮岸。 こいつらとはなんだかんだ3年目の付き合い。

自分の席に腰を下ろすと田中が椅子を自分の方に向けながら話始めた。

田中

てかさ昨日のワールド覗き見、見た?

宮岸

見た見た

俺見てねえなー

宮岸

藤田はあんまテレビ見ねえよなぁ

田中

なー人生損してるよなあ

(…損、ねえ)

田中

しょーがないからこの田中大和様が教えてしんぜよー。心して聞けよ?

宮岸ーどんなんやってたん?

宮岸

えーっとなー

田中

おおい!俺を無視するなあ!

宮岸

www

笑、

いつも通りの何気無い会話。 いつも、通りの。

教室

先生

えー、であるからして、ここはー

教室の中は先生の念仏のような説明と黒板を埋めていくカッカッという2つの音だけだった。

紡の前の席の田中は寝ていた。いずれ先生にバレて起こされるだろう。

紡は、空を見ていた。

青い空、流れる大きな雲。

(…あの青じゃないなあ)

いつも通りの教室。

教室

ふぅー、

午前の授業が終わった昼休み、多くの生徒が賑わう時間。

田中や宮岸とは軽く言葉を交した程度で紡で共に昼食をとっていなかった。

理由は⸺

(そろそろかな?)

バタバタバタッ

(来た)

圭介

おーい!紡ぅメシ食おうぜ!

千冬

紡さん!食べましょ!

はいはい、田中と小柳に席借りてるから早く来いよ

圭介

おう!行くぞ千冬

千冬

はい!場地さん!

この二人が昼休みになると毎回来るからだ。周りの人間もわかってるからか席を借りるのは容易かった。

圭介

よし、じゃあいただきます

千冬

いただきます

いただきます

3年の教室までわざわざ来る二人。3人で弁当を囲うのは紡も満更ではなかった。

いつも通りの昼食。いつも通りの行為。

さあ、昼食を取り、いつも通りの他愛の無い会話をしたらいつも通りの授業を受ける。

放課後は、少しいつもと違う予定があるから、

「頑張らないと」

To be continue ♡70

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150

コメント

6

ユーザー

やべー。この話めちゃ好きだわ。お話書くの大変だと思いますが、頑張ってください🫡

ユーザー

凄い読みやすいです!続き楽しみです!!

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