天音
天音
天音
通学路
歩き慣れ、身体が覚えてる通学路。
何も考えずただ学校へ足を運ぶ。
??
突然、後ろから自分を呼ぶ声が聞こえる。
誰だかは予想がつく。 紡は足を止めた。
紡
紡
圭介
圭介
紡
紡
圭介
止めていた足を動かせる。 自然と圭介も歩調を合わせて並んで歩き出す。
紡
圭介
紡
紡
圭介
圭介
紡
圭介
紡
圭介
紡
圭介
紡
圭介
圭介
紡
圭介
紡
圭介
他愛も無い話をしながら足を進める。
いつも通り。そう、いつも通りなんだ。
教室
ガヤガヤ
圭介と別れた後、自分の教室へ足を踏み入れる。
朝の教室も、色んな声が飛び交っている。
田中
宮岸
紡
近くの席の田中と宮岸。 こいつらとはなんだかんだ3年目の付き合い。
自分の席に腰を下ろすと田中が椅子を自分の方に向けながら話始めた。
田中
宮岸
紡
宮岸
田中
紡
田中
紡
宮岸
田中
宮岸
紡
いつも通りの何気無い会話。 いつも、通りの。
教室
先生
教室の中は先生の念仏のような説明と黒板を埋めていくカッカッという2つの音だけだった。
紡の前の席の田中は寝ていた。いずれ先生にバレて起こされるだろう。
紡は、空を見ていた。
青い空、流れる大きな雲。
紡
いつも通りの教室。
教室
紡
午前の授業が終わった昼休み、多くの生徒が賑わう時間。
田中や宮岸とは軽く言葉を交した程度で紡で共に昼食をとっていなかった。
理由は⸺
紡
バタバタバタッ
紡
圭介
千冬
紡
圭介
千冬
この二人が昼休みになると毎回来るからだ。周りの人間もわかってるからか席を借りるのは容易かった。
圭介
千冬
紡
3年の教室までわざわざ来る二人。3人で弁当を囲うのは紡も満更ではなかった。
いつも通りの昼食。いつも通りの行為。
さあ、昼食を取り、いつも通りの他愛の無い会話をしたらいつも通りの授業を受ける。
放課後は、少しいつもと違う予定があるから、
「頑張らないと」
To be continue ♡70
コメント
6件
やべー。この話めちゃ好きだわ。お話書くの大変だと思いますが、頑張ってください🫡
凄い読みやすいです!続き楽しみです!!