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そして次の日
ドン、ドン、ドン、ドン
ガチャ…！
ガチャ…！
梨咲
え、な、ちょ、ちょ、お母さん？！
バシン……！！
梨咲
……っっ……？！
梨咲
（どうして……？）
お母さん
あんたねぇ！！！
何よこれは！！
何よこれは！！
そう言ってお母さんがみせたものは 私がお母さんに渡そうと思って 作っておいたクッキーだった。
梨咲
え、、えと、、
梨咲
クッキー…だけど…。
お母さん
はあ？！？！クッキー？！？！
お母さん
何よそれ！！！
お母さん
誰に渡すつもりだったの？！？！
どうせ男だろ！！！！
ガキが色ずくんじゃねーよ！！！
どうせ男だろ！！！！
ガキが色ずくんじゃねーよ！！！
ガシ……っ
梨咲
なっ、、ちが、、それはお母さんに…っ
お母さん
口答えすんじゃねえ！！！
どうせお前も私から離れていく気だったんだろ！！！！
どうせお前も私から離れていく気だったんだろ！！！！
ｶﾞｯ…ﾄﾞｺﾞｯ…ﾄﾞｺﾞｯ…ｶﾞｯ…。
梨咲
かは……っ
梨咲
い、痛い…辞め…辞めてっ…おか、お母さ…っ…。
お母さん
ふん！こんな物っっ！！
グシャ、、、ッ！
梨咲
………？！
お母さん
二度とこんなことするんじゃないよっ！
ガチャ…バタン！
梨咲
……っ
梨咲
（あは、は、、やっぱりこうなるんだ……っ）
梨咲
（もしかしてと思って期待したけど……ダメだった）
梨咲
……もう、ダメなのかな……
梨咲
もう、戻れないのかなぁ……。
梨咲
……。
梨咲
…………。
梨咲
（そうだ……屋上に行こう…）
梨咲
……。
ガシャ……。
梨咲
（やっぱりここに来ると落ち着くなぁ……。）
梨咲
…ははっ
梨咲
ダメだなぁ、私っ
梨咲
最近ずっとこの鎖から下を見ることが癖になっちゃった……。
梨咲
……（お母さん…。）
ポロッ……。
梨咲
あ、れ？私なんで泣いて…？
梨咲
……っ……あれっ…？
梨咲
おかしい…な
涙が…止まらないっ…。
涙が…止まらないっ…。
…っ…わああああぁ…。
梨咲
…はぁ。
梨咲
（そういえばこんなに泣いたの……いつぶりだっけ…。）
梨咲
（確かお父さんが出ていってから泣いてないや…）
梨咲
……。
梨咲
……ひとしきり泣いたらスッキリした…
教室に行こう…。
教室に行こう…。
ガラッ…。
梨咲
……。
ダッダッダッダッダッ！
？？
ね！！！大丈夫？？？
梨咲
へ、、？
梨咲
（誰？この子…。）
？？
大変だね、、？
聞いたよ？みんなから。
聞いたよ？みんなから。
（あ、そゆことか…。）
梨咲
…別に。
梨咲
…貴方に心配してもらうことでは無いので
？？
…ねえ！
？？
良かったらさ！！私の家に今日来なよ！！
梨咲
えっ？！え？！
？？
じゃ！決定ね！
梨咲
ええー、、
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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