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深澤辰哉

俺達の、か。

2人とも、本当に良い奴だな。

悪いのは俺だけなのに、自分達まで罪を背負おうとしてくれるんだ

深澤辰哉

…あれは、全部俺1人がしたことだ

深澤辰哉

全部俺の責任で、罪だよ

深澤辰哉

だから、2人は関係な__

宮舘涼太

変なこと言わないで

深澤辰哉

え、

阿部亮平

確かに俺達は、お前に騙されてあのゲームを主催した

宮舘涼太

私利私欲のために俺達やマネさんを騙したこと、Snow Manの絆を壊そうとしたことは許されないことだし

阿部亮平

正直、そのことを許すつもりはない

深澤辰哉

……うん、わかってる。

…はは、阿部ちゃんって、そんな顔できたんだ、

こんなに残酷で冷淡な阿部ちゃん、

10年以上一緒に居て初めて見たかもな。

宮舘涼太

だけどね

宮舘涼太

騙されたとはいえその意見に賛同してこんなゲームを創ったのは、他の誰でもない俺達なんだよ

阿部亮平

ふっかがやったことは確かに間違ってた

阿部亮平

許されない、本来ならば罰されるべき悪行のハズだけど

阿部亮平

でも、これはお前1人の責任じゃないんだよ。

深澤辰哉

っ…

どうして…どうして、こんな俺に、

深澤辰哉

なんで、

宮舘涼太

「なんで」?はは、忘れたの?

宮舘涼太

『辛いことも分け合えば楽になる』

宮舘涼太

俺達にそう教えてくれたのは、ふっかでしょ?

深澤辰哉

……あ、

深澤辰哉

今まで、辛かったね。

宮舘涼太

………っ

深澤辰哉

頑張って耐えたのに誰も信じてくれなくて…

深澤辰哉

苦しかったよね、悲しかったよね

阿部亮平

ふっ、か……

深澤辰哉

でも、もう大丈夫

深澤辰哉

俺が居るよ

宮舘涼太

信じて、くれるの、?

深澤辰哉

勿論だよ

深澤辰哉

俺は今まで、2人をしっかり見てきた

深澤辰哉

だから、2人はあんな嘘つくような奴じゃないって分かるんだよ

阿部亮平

…!

深澤辰哉

何があっても、俺は2人を信じるから

深澤辰哉

俺は、阿部ちゃんと舘さんの味方だから

深澤辰哉

知ってる?辛いことも、悲しいことも、分け合えば楽になるんだよ。

深澤辰哉

だからさ、俺を頼って?

深澤辰哉

っ………

覚えて、たんだ、

阿部亮平

あれは偽りの言葉に過ぎなかったけど、でも、そんなこと言われたのは初めてで

宮舘涼太

俺達は、嬉しかったんだよ

阿部亮平

正直、あの時は絶望のどん底に居た

阿部亮平

一刻も早く、死んでしまいたいと思うくらいにはね

宮舘涼太

でも、あの言葉があったから

宮舘涼太

俺達のことを信じてくれる人だって居るんだって気づいて

宮舘涼太

もう少し、生きていたいって思えた

阿部亮平

ふっかは、あの時の俺達にとって「生きがい」だったんだよ

深澤辰哉

っ……!

宮舘涼太

だから、次は俺達がお前を救う番。

宮舘、阿部

おいで、ふっか。

阿部亮平

今は誰も、お前のことを責めたりしないよ

っ……!

深澤辰哉

〜〜〜っ、

あぁ、あぁ……!

どうして、俺はあんなことをしてしまったんだろう…!

こんなに優しい二人を騙して、利用して、苦しめたんだ……!

謝って済むことじゃないだなんて分かってる、分かってる、けど_

深澤辰哉

阿部ちゃんっ、舘さん、ごめん!

深澤辰哉

ごめん…本当にっ、

深澤辰哉

ごめん…ごめん……!

深澤辰哉

ごめんなさい…!

宮舘、阿部

宮舘涼太

……ふはっ

阿部亮平

も〜、何泣いてんの!笑

深澤辰哉

ぇ、ぁれ、?

俺、泣いてた…?

何泣いてんだよ…!泣きたいのは俺じゃないだろ……!?

深澤辰哉

涙なんか、出るなよぉ、

宮舘涼太

何、自分は泣いちゃダメだって思ってるの?

深澤辰哉

だって、俺は……!

阿部亮平

別に泣くのは自由でしょ?思う存分泣いちゃえって!

深澤辰哉

っ……ごめ、

宮舘涼太

ごめんじゃない。ふっかこれ以上謝るの禁止。

ギュッ

宮舘涼太

ほら、これでもう仲直りだよ?

阿部亮平

あ、俺も〜!

あぁ…俺、馬鹿だったなぁ…

深澤辰哉

阿部ちゃん、舘さん…

宮舘涼太

ん?

阿部亮平

どうしたの?

深澤辰哉

…ありがとう!

神様。

俺は、取り返しのつかないことをしました。

それは、紛れもない事実です。

だから、どんな罰だって受けます。

でも、今は、今だけは

もう少しだけ二人の、みんなの優しさに甘えていさせてください…

宮舘、阿部

…ふふっ、

宮舘涼太

それでいいんだよ、ふっか。

阿部亮平

ほら、ふっかも一緒においで!

深澤辰哉

うん、!

……………くそ、

馬鹿だな、俺……

俺は、SnowManが大好きだ!

End.

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