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やっほ~
始めちゃうよ~??

あの、桃さんですか?

青に似たような彼を見て、俺は驚いた。

あ、お…?なのか…?

あ、はい、青でs

ギュッ

青ッ、青ッッ…!!

青が戻って来た。帰ってきたんだ。 そう思い、俺は青に抱きついた。

桃さん、あの

桃さん?桃くんって呼べばいいのにw彼氏に「さん」付けとかw

あ、えっと僕ッッ…。

…もしかして…。

俺は悟った。青の記憶が…無いのではないかと。

僕…記憶無くて…あの、ごめんなさッ

…大丈夫、仕方ねぇよな…。

きっと、神様は青を俺の元に返す為に青の記憶を奪ったんだろう。

そうだよな…?

青を家に招き入れて話を聞いた。

頭の中で声が聞こえたんです

『桃を探せ』ってずっと言ってて…

目が覚めたらこの町の公園で寝てて…

やっぱり青は神様からの…

そっ、か…

でも俺との記憶は…

改めまして、俺は 桃猫 桃 23歳の会社員だよ。

僕は 青柳 青です!22歳ですが、今年で23歳なので、桃さんと同じだぁ!

変わってない。記憶は無くても青は…

青だ。

昔…。

元 青

え、えっと、今日から苺王子会社に入社しました!青柳 青です!20ですが、今年で21歳です!よろしくお願いします!

20歳ですが、今年で21歳てw
その説明いる?w

元 青

い、いりますよ!分からない人も…いるでしょうし…!!

w俺ら同期だからタメな?

元 青

え、あ、うん!

昔の事を思い出していると青が声を掛けてきた。

桃さん、あの…

前と同じで桃くんって呼んでくれると嬉しいんだけど…

あ、うん!桃くん!よろしくね

おう

やっぱり、変わってなんてなかった。

けど、……今までの記憶が無い青は、俺の彼女でも無く、同期でも無い。

青と出会い、恋に落ちて付き合って…。色々あった事全てを覚えていない彼は…本当に俺の求めている青なのだろうか。

…青

はい?

お前は…これからどうしたい?

俺と出会ってあんな人生の終わり方をしたんだ。

違う道を歩みたいと青が言うのなら、俺は引き止めたくない。でも…

…僕、桃くんと一緒に居たいな!ニコッ

ッッ!///

やっぱりダメだ。青を手放せない。 俺は、青の事をこんなにも愛してしまっている。

じゃあ、俺と2人で暮らす?

うん!

ふっ、じゃあ、買い物…行こっか

え!良いの?

良いよ、だって一緒に暮らすんだろ?

そ、そうだね…!//

…かわi…

伸ばしかけた手を俺は止めた

桃くん?

俺は見てしまったんだ。

青…、これ…

え、何?

青の首元に 何かの印がついていることを。

首元、印ついてないか?

印~?あぁ、昔から…あると思う

そうなのか?

多分ね、記憶が曖昧なんだよw

ふぅん…

その印が、青の事を呪っているように見えたのは俺の見間違いだったみたいだ。

じゃ、買い物行くか!

うん!

せっかく青が戻って来たんだ。 きっと、大丈夫だ。

救えなかった君とまた。

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