君だけを…

いきなり牛沢家の給湯器が故障し お湯が一切出なくなった

"修理に時間がかかる" と業者さんに言われて 途方に暮れていると

『直るまで うちにいればいいよ』 とガッチさんから提案

修理が終わるまでの間 ガッチさんの家で お世話になることになった

着替えの入ったバッグを 足元に置く

赤くなる牛沢

両手を広げるガッチマン

ぎゅうっ♡

なんの躊躇もなく自然に ガッチマンに抱きつく

嬉しそうに笑うガッチマン

着替えの入ったバッグにつまづき ガッチマンを押し倒す

牛沢を起き上がらせるガッチマン

牛沢は着替えを持って お風呂に向かった

この関係を 終わらせなきゃいけないのに

ガッチさんといると 甘えてしまい つい忘れてしまう…

ふわっ

浴室中にガッチマンの匂いが 充満している

くんくん…

自分の腕を嗅ぐ牛沢

同じのを使えば

いつでもガッチさんを 感じられるようになるかと 思ったのに…

おれ、今 何を思った…？

残念って何……？

終わらせなきゃいけないのに おれは……

頭から冷水を浴びる牛沢

おれ…

前よりもガッチさんのことばかり 考えるようになってる……

このままじゃ もっと辛くなる……

お風呂から上がり ガッチマンのいる リビングに戻る牛沢

牛沢の頬を触るガッチマン

牛沢の手を引くガッチマン

ソファーに座る二人

ぎゅっ♡

ガッチマンに抱きしめられる

すり…

ガッチマンの胸辺りを 頬ずりする牛沢

ちゅっちゅうぅ♡

上目遣いの牛沢

牛沢のシャツの下から 右手を入れるガッチマン

横腹にガッチマンの手が触れる

プルルル…プルルル…

ガッチマンのスマホに 電話がかかってくる

牛沢を見つめたまま黙っている ガッチマン

電話に出るガッチマン

ガッチマンにつられて笑う牛沢

電話を切るガッチマン

ぎゅうっ♡

ガッチマンにしがみつく牛沢