ユリ
殺してる、、って
ユリ
嘘でしょ、、
睦月
嘘じゃない、、
睦月
こいつは、、
睦月
俺の彼女を、、
優芽を、、
優芽を、、
睦月
電車のホームから
落としたんだ、、
落としたんだ、、
ユリ
優芽、、ちゃん、、
睦月
お前、優芽のこと知ってるのか?
ユリ
あ、はい
ユリ
優芽ちゃんは
私の小学生時代の友達です
私の小学生時代の友達です
ユリ
まぁ、その子も亡くなってるので違う優芽ちゃんですね。
睦月
お前の知ってる優芽は
どこで亡くなったんだ
どこで亡くなったんだ
ユリ
交差点ですよ
睦月
何があったんだ?
ユリ
事故です
ユリ
優芽ちゃんが赤信号の交差点に飛び出して
睦月
??
睦月
なんでそこまで知ってるんだ?
睦月
流石に子供だから
そんな残酷な話親もしないだろ
そんな残酷な話親もしないだろ
ユリ
それは、、
ユリ
私もそこにいたからですよ
睦月
そこにいた?
ユリ
はい。
ユリ
優芽ちゃんが亡くなった原因は私のせいなんです
睦月
お前、、確か、、
睦月
優斗が頭打って救急車に運ばれた時も
睦月
私のせいって言ってたよな
ユリ
はい、、
ユリ
あの時は優斗さんが来たから言いそびれましたけど
睦月
で?お前のせいってどうゆういみなんだ。
ユリ
私は、、
ユリ
産まれながら、、
ユリ
謎の力を持っているようでして、、
睦月
謎の力、、
ユリ
わたしにとっては
気味の悪いものなんですけどね
気味の悪いものなんですけどね
ユリ
私は、、人を好きになったら、、死んでしまうんです。
睦月
生きてるじゃねぇか
ユリ
それは違います
ユリ
私が死ぬのではなく
ユリ
好きになってしまった相手が死んでしまうんです
睦月
まじかよ、、
ユリ
そして、、
その力に気づいたのは
小学生の頃です
その力に気づいたのは
小学生の頃です
ユリ
私はその時期、
多重人格とやらに
なってしまいまして
多重人格とやらに
なってしまいまして
睦月
多重人格?
ユリ
はい。
ユリ
たまに、暴走したり、
たまに、泣いてたり、
たまに、怒ってたりと
たまに、泣いてたり、
たまに、怒ってたりと
ユリ
私の知らない自分が
そこにいました。
そこにいました。
ユリ
その時、助けてくれたのが優芽ちゃんだったんです
睦月
なるほど
ユリ
その時、私は恋に落ちました。
睦月
女相手に?
ユリ
私はその頃、多重人格でしたから、女を好きになるみたいにおかしいところもあるんですよ
睦月
別に俺はおかしいなんて思わねぇけどな
ユリ
、、、
ユリ
そして、私は優芽ちゃんに告白しました。
ユリ
それが、優芽ちゃんが亡くなった日です
睦月
まじ、、?
ユリ
優芽ちゃんの答えは
勿論イエスとは言えませんでした。
勿論イエスとは言えませんでした。
ユリ
けど、優芽ちゃんは
優しいので、考えこんでしまったんです。
優しいので、考えこんでしまったんです。
ユリ
私のことをちゃんと受け止めきれなかったことに
ユリ
そんな自分が嫌になって
優芽ちゃんはいっぱいいっぱいで
優芽ちゃんはいっぱいいっぱいで
ユリ
赤信号の交差点に飛び出しました。
睦月
でも、、それだけで
好きになったら死ぬなんて言えるのか?
好きになったら死ぬなんて言えるのか?
ユリ
勿論、それだけではないです。
ユリ
中3の時も叶を好きになってそれから、叶は帰り道に、店の看板が叶の上に落ちてきて、、
ユリ
叶も、、
睦月
ん?
睦月
てことは、、
睦月
お前が優斗を好きになったから、、
睦月
優斗が救急車に運ばれたってことか?
ユリ
ちが、、ちがいます
睦月
??
ユリ
本当に死ぬはずだったのは
ユリ
睦月さんだったんです
睦月
確かに、、
優斗は俺のことを
守って頭打ったんだっけな?
優斗は俺のことを
守って頭打ったんだっけな?
睦月
、、、、
ユリ
、、、、
睦月
、、てことはっ!
ユリ
すみません、、
睦月
俺のことを好きになったのか
ユリ
はい、、
睦月
そっか、、
もう、、終わったな私の恋
睦月
じゃあ!
睦月
心配ねぇな!
ユリ
え?
睦月
大丈夫だ!
睦月
俺もお前のことが
好きだから!
好きだから!
ユリ
ほ、本当?
睦月
ああ、いつの間にか、、
だな
だな
睦月
これが恋って気づいたのはあの時だな
ユリ
あの時?
睦月
優斗がお前の名前を言ってた時、過去に優斗と何かあったんじゃないかって心配になって、、
睦月
気になって、、
ユリ
そっか、、
ユリ
そうなんだ、、
睦月
!!!!
ユリ
どうしました、、
ユリ
か、、
がしゃんっ!!!!
ユリ!!!
続きは、、、 まあ、♥️が結構いったら やりますよ ばいひゃー!