こちらの作品はnmmnを取り扱っています。 苦手な方、理解のない方はお引き取りください。 iris様のお名前を使用していますが、本作品とご本人様との関係は一切ございません。 表紙は自作です。 スクショ、保存等やめてください。 桃総受け気味(BL表現は特になし) ※嘔吐(?)表現・人魚・なんでもいける方のみどうぞ 好評であれば続きますのシリーズ 俺なんかが…
桃
桃
ぱらぱら
苦しい
青
また忘れてしまった
桃
桃
桃
うろこが口からぱらぱらと落ちる。
白
しょうちゃんが持ってきたのは、ガラスのようなデザインのプラスチックのコップ。
中に入っているものは大体わかっている。
桃
桃
しょっぱい、これは塩水。
桃
桃
俺は人魚の部類に属す。
人魚って聞くと、女性を思い浮かべるかも知れないけど、男性も普通にいる。
まぁ、人間の比率と同じくらい。
桃
白
青
桃
人魚は、人間より体内の塩分濃度が高くないと生きていけない。
1か月に濃度が高めの2Lの杯を飲まないと死んでしまう。
桃
飲むの思いっきり忘れてたし…
飲むのを忘れたり、通常(人より濃度が高め)より塩分が少なくなるとと、さっきみたいに口からうろこが出てくる。
どっかの奇病みたいに。
桃
返ってくる言葉はわかっていた。
けれど、やっぱり、本人の口から聞きたくて。
水
赤
黒
青
白
桃
そうは言っても、迷惑をかけているのは間違いない。
俺は、こんな自分が嫌いだ。
桃
みんなが帰った家の中で一人、ぽつりとそう呟いた。
外は、まだまだ、目が痛くなるほど明るくて眩しい。
みんな、仕事とか学校とか作業とかあるのに、昼間から申し訳ないな…俺の不注意で…こんな目にあわせて。
桃
俺も、泡になって消えちゃいたい。
地面に落ちた水滴は、すぐに消えてしまった。
NEXT(♡100)→
コメント
3件