/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
拓也
もう、嫌だ…
拓也
ここから出してくれ…！！！
数ヶ月前
まり
拓也先輩！
拓也
ん？まり、どうした？
まり
あ…あの！今日一緒に帰りませんか…？
まりは、俺の親友の彼女で
後輩だ。
まりは、親友の健に一目惚れをしたらしい。健は、最初断ったらしいが、何回も告白され続け、付き合ったらしい。付き合って、デートとかしている時に健もだんだん好きになったようだ。
ちなみに俺はサッカー部に入っていて、まりはマネージャーをしていたから、知っていたし、結構関わりもあった。それに…
俺はまりがずっと前から好きだった。付き合ったと聞いた時はめちゃくちゃショックだった。でも、あの2人の幸せな顔を見たら、諦めるしかないなって思った。
拓也
え？あーいいぜ
拓也
珍しいな俺と一緒に帰るなんて
拓也
いつも健と帰ってんのに
まり
実は、拓也先輩に伝えたいことがあるんです…！
拓也
伝えたいこと？
まり
今だとちょっと…
拓也
わかった、じゃあまた後でな
放課後
まり
伝えようと思った事なんですけど
まり
健くんと別れました…
拓也
え？なんで…？
まり
もう無理だそうです…
まり
もう会いたくもないし、関わりたくもないそうです…
拓也
健が？そんなこといったのか？
まり
はい…私もうどうしたらいいか…
それを言いながら、まりは肩を震えさせながら、泣き出した。
拓也
ぉ、、、ぁ、
まり
え？
拓也
俺なら、お前を泣かせない
拓也
だから、俺と付き合ってくれ
まり
ぇ、え？
拓也
俺は、お前が健と付き合う前からずっと好きだったんだよ
まり
先輩…
まりは、俯いて考えてた
拓也
返事は遅くてもいいから、考えといて
拓也
じゃあ俺帰るから
拓也
また明日な
まり
待ってください！
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
