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#推理
鬼霧宗作
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普段通りの白手袋にモノクル。
幻の一品を食した後だからなのか、妙に彼女の所作がいつもより細やかに見えた。
斑目
心の中での声なのだから、わざわざ言い直す必要もないのに、あえて言い直す斑目。
この情報を知っていたら、生活を圧迫している支払いを回避できたかもしれないと思うと悔やまれる。
もっとも、一里之のような特殊なコネは持っていないが――。
千早
一里之
一里之
千早は一里之に言われた通りテンキーを入力。
小さな電子音と共にロックが外れた。
千早
千早
一里之
一里之
千早
一里之
千早
一里之
斑目
一里之
千早
千早
千早
千早
一里之
千早
一里之
千早
千早は金庫の中を眺めつつ、一里之の方へと視線をやる。
千早
一里之
スマホを巧みに操作すると、その画面を千早の方に見せる一里之。
一里之
千早
千早
暗証番号を設定したであろう千早は、小さく頷いてから、金庫を閉めてしまう。
千早
千早
一里之
小さな電子音が鳴り、金庫はあっさりと開いた。
千早
斑目
千早
千早
千早
小柄にしては声が低いから、それもまたギャップ萌えというやつなのかもしれない。
千早
千早
一里之
金庫に目をやった一里之が、ふと金庫の角へと顔を近づける。
店が薄暗いせいか、わざわざスマホのライト機能を使って、金庫を隅から隅まで照らしていく。
斑目
一里之
一里之
千早
一里之
千早
千早
千早
千早
千早
一里之
一里之
千早
一里之
一里之
一里之
千早は改めて金庫を閉め、テンキーで暗証番号を入力する。
先ほど千早が設定した暗証番号だから、当然ながら金庫は開く。
千早
千早
千早
千早はモノクルを外すと、小さく溜め息をひとつ。
千早
一里之
千早
千早
ひょんなことから事件に巻き込まれることになってしまった一里之。
いつも通りの千早に、安堵の溜め息を落としたのであった。