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イギリス!ちゃんと反省してくださいよ.....?もうあんな仕打ちは要らないからそして何故アメリカにしたの?もう被害者は私だけで良いのよ
続き楽しみです😆ᩚ🙌🏻
主
思いきって弁当を作るとか思ったが、カナダの好みなんて全然知らない。
アメリカ
今からでも聞きに行くか? いや、明日カナダは学校があるし無理に聞くのも悪いな。
いっその事、カナダの好きそうなものを弁当に詰め込めばなんとかなるか。
俺は冷蔵庫や引き出しを漁りカナダの好きそうなものを全て取り出した
パンに肉、キャベツなどの野菜類。シーフードなどもある。
材料的にサンドイッチが作れそうだ。 カナダが好きかどうかは分からないが、食べれなくはないと思う。
俺は、家族を起こさない様にサンドイッチを作り始めた。
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アメリカ
誰も起こさずにサンドイッチを作れた。ずっと緊張しながら作っていたが、意外にも俺の家族は眠りが深い様だ。
カナダの弁当箱にサンドイッチを詰めようとしたが、カナダの弁当箱がどこを見渡してもない。
きっと出し忘れたのだろう。
ラップをして置いておこう。
あ、でも置いたままだと何か分からないかもしれない。紙に作った事を書いておこう。
俺は「カナダの弁当作っておいた」と、書いた紙をサンドイッチの隣に置いた。
もう、夜遅いから寝るか。
俺は自分の部屋に戻り、眠りについた。
じりりりと、アラームの音がし、同時にカーテンの隙間から差し込む太陽の光で目を覚ます。
私は目覚まし時計に手を伸ばし、音を止める。
イギリス
私は体を伸ばし、ベッドから降りてリビングへと向かう。
この時間帯はいつも私しか起きていない。朝の6時前半ですし。
朝早くに起きているが、皆の朝ごはんを作るという訳ではない。ただ単に、こういう一人だけの時間を楽しみたいだけですから。
それにみんな、私の作るご飯を嫌う。全然美味しいのに。ですがまあ、みんなの舌が少しおかしいだけかもしれないですしね。
いつものルーティンは、まず初めに私の手作りの紅茶をお気に入りのティーカップに注ぎ、くつろぐ。
それから、自分の朝ご飯を作りのんびりと食べてから、家を出る。
まあ、そんな感じ。
そろそろ紅茶を注がなくては。
私はキッチンへと足を運ぶ。
いつも通りキッチンで紅茶を注ぐはずが、今日はいつにもなくキッチンが汚くまるで優雅に紅茶を注げる様な綺麗さではない。
皿も洗わず置きっぱなし。余った材料も冷蔵庫には終わずそこら辺にほったらかし。
キッチン全体を見ると、とあるものに目が行く。
そう、手紙付きのサンドイッチ。
この字の汚さ、下手くそなラップの仕方で誰が作ったかすぐに分かる。
まさか、あんな奴が飯を作れるなんて思いもしなかった。
てっきり、こげ焦げの肉とかができると思っていた。
サンドイッチを見た感じ、食べられなくはなさそう。あまり思いたくないが、少し美味しそう。
それにしてもあのバカ息子が部屋から出てくるなんて思いもよらなかった。
このままずっと、部屋の中にいて死ぬのではないかと思っていた。
まあ、あのバカにしては頑張っただろうし片付けは私がしますか。そのついでに紅茶作ればいいですし。
私は後片付けを済まし、少ししかくつろげないが紅茶を飲んで優雅に過ごした。
カナダ
イギリス
僕達の家では、挨拶は英語で言う習慣がある。
正直、僕だってなんでなのかは分からないから、ずっと前から気になっている。でも、気にしたところであまり意味はないと思う。
すると突然、父さんが僕に向かって言った。
イギリス
その言葉に目を見開く。
兄さんが僕のお弁当の中身作ってくれている…?それって…
兄さんが部屋から出たという事?
今、僕の頭の中は混乱しておりまともに話せる様な状況ではない。
僕が、混乱しているのに気がついたのか父さんが口を開く。
イギリス
僕は、父さんの言う通り駆け足でキッチンへと向かった。
僕は、咄嗟に台所へと目を向ける。すると本当に、お弁当の中身が作ってあった。
その隣には兄さんが書いた紙が置いてある。本当に、僕の為に作ってくれたんだ。
僕の為に部屋から出て作ってくれたんだ。学校から帰ってきたらお礼、言おう。
僕は兄さんが作ったサンドイッチを鞄に入れ、パンを口に咥えて家を出た。
アメリカ
俺は、そう呟きながら天井を見つめる。すると、玄関あたりからがちゃんという音がした。誰かが家を出たのだろう。
誰かは分からない。でも、誰も家にリビングにいないのなら部屋を出たい。
昨日久しぶりに部屋を出たが、リビングに行くとなぜだか落ち着く。なぜなのだろう。
よく分からないが、居心地がいいのだけは分かっている。なんだろう、あの広い部屋で一人いるのがたまらなく心地よい。
今からでも行きたいが、カナダ以外の誰かに出くわすのは絶対に嫌だ。
だが、すごく行きたい。うずうずしている。…こんな気持ち、初めてだ。
そっと、行って誰かいたら部屋に戻ればいい。そうだ。扉越しなんだから。
あっちから見えない様にリビングに誰かいないか見ればいい。
俺はゆっくりと扉を開けて、足音を立てない様にリビングへと向かった。
リビングはしんと、静まり返っている。
誰もいない様だ。
俺は、扉を開けてリビングに入った。リビングは俺の部屋とは全然違う。リビングは綺麗だしすごく新鮮な感じがする。そして何より広い。
誰かに押される勢いでソファにもたれかかる。ふわふわしていて気持ちいい。
本当に自分の家なのかと疑うくらいに綺麗で心地よい。
家には誰いない様だ。誰かが帰ってくるまでリビングでくつろいでいよう。
午後まで誰も帰ってこないはずだから。
ぱちっと目を瞬き目が覚める。
カーテンの隙間から見える光が眩しい。
思わず手で顔を隠す。
俺は目を覚ませる為に体制を変え、座る。
起きたばかりだから大きなあくびをしてしまう。目からちょっと出た涙を、擦って拭く。
俺は知らない間に寝てしまったのか。
心地がいいからリビングに来たが、特にやる事がないな。
家の中、ちょっと探検してみるか
主
主
主
主