生きる居場所がない僕は

あれから何ヶ月

僕の生活は変わらない

僕はここで傷つけることしかできないのだから

最近はご飯の味もしなくなって

ゼリーだけの生活になってきた

もちろんお腹は空かない

体が食べたくないみたいなのかな？

そのときだ僕の携帯から電話がながれた〇〇病院からだ

ｶﾞﾁｬ

いつも外に出ると友達がどこにいくか聞いてくる

でも僕には関係ない

もう人間と(大切な人と)関わりたくないから

でもここの家を出ようとすると何故か嫌な予感がしたり体が動かなくなったりする

…なぜだろう僕にとってこの家が大切だったのだろうか

病院

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

余命か…

でも…最後くらいはｯ…大切にか…

僕だって最後くらい6人と居たい…なぜかその思いが心の中であった

僕はすぐさま携帯を取り出し

X(Tw○tter)を開いた

ファロワーも少なくなっている

でも今はそんなことより

ツイートしたいと思っていた一日一日

日記をつけるように

そして最後には辛かったこと、メンバーのことを書こうと思った

【文章はこんな感じ】 今日は余命宣告をされました早ければ1週間遅ければ1ヶ月出だそうです。出来れば早くこの世を経ちたいだって僕には生きてる意味がないから #ほとけの日記

よしツイート完了

別にアンチがいても何も思わないだって僕はこの週間いつかいなくなるんだから

今日は少し街に出ていこうそう思った

いふ視点

ﾋﾟｺﾝ

そこには…ほとけがツイートしてたのだ

ハッシュタグでほとけの日記と書いてある

でも何となく嫌な予感がしたんだ

最後の文に…。

ﾋﾟｺﾝﾋﾟｺﾝ

…少しこう言うのもいいかもしれない

最近はまともに外の空気を吸ってなかった

そのせいで少し咳き込む

なぜか皆んな僕を驚く様な目で見る

なぜだろう、ハイライトがないから？体中傷ついているから？

ﾌﾞｰﾝ(車が通る

僕は無我無心になって車を見た

…なぜかこのとき“引かれたい”そう思ったのだ

僕は道路を飛び出そうとした

もちろん自分でも止めない

だって体が勝手に動いちゃんだもん

ｶﾞｯｼｬｰﾝ

このときは一瞬だった

僕助かっちゃったよ？

何で助けるの…

病院

その頃

…どうせならもうすぐ居なくなるんだし、いふくんには助けてもらってしね…？いいよね？