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なんとか縁談は終わったが 俺は自室に籠っていた
蓮
何故自分がこんなに悲しんでいるのか 翔太の事ばかり考えてしまうのか 理解出来なかった
蓮
本当は気づいていた
蓮
涙が溢れ出した 胸が苦しくて仕方がなかった
蓮
気がつけば俺は眠っていた
縁談は着々と進み 結婚の話がもちかけられた もちろん双方は承諾した
父
蓮
俺はキッパリと断った 父は驚いていたがどうでもいい 何故か無性に腹立たしかった
蓮
母
街中をぶらぶら歩いていた
翔太
振り向くと翔太が驚いた顔で 俺を見ていた
翔太
蓮
蓮
蓮
翔太
横を通ろうとした瞬間腕を掴まれた だが俺は 翔太の方を見なかった
蓮
翔太
翔太の手が離れた
蓮
俺はその場を足早に去った 人目がつかない所で足を止める
蓮
腹立たしさと悲しさで 胸がいっぱいだった
未だに手で掴まれた感覚が残っていた だが 心做しか 前よりも力が弱まっていた気がした