僕のついた嘘

ご本人様には一切関係ありません

気分を害したらごめんなさい

ご本人様を汚すつもりはありません

ピーンポーン

僕は💛くんの背中に抱きついた 温かくて居心地がいい

違う

俺は💛君の袖を引っ張った

行かないで！

なんて…言えない

だから俺は今日もまた嘘をつく

💛くんは優しい

だけど俺は違う

優しい💛くんは俺が どんなワガママを言っても笑って 許してくれる

だから僕は甘えん坊のフリをして 💛くんを騙して利用してきた

恋心の欲求を満たすために

俺は💛くんが好きだ だけど当然そんな事は言えない

だけど少しでも近くに居たくて 恋人じゃなくていいから

せめて1番になりたくて… ずっと近くでいつもくっついてきた

だけどこの恋は実らないんだな…

ガタンッ！！

💛くんは台から落ちた俺を 受け止めてくれていた

1番聞きたくなかった言葉だ

ぱたん…

俺は呆然と玄関に立っている

俺の恋が実らない理由… それは男同士だからじゃない

💛くんに彼氏がいるからだ

💗くんだ

ある日突然呼び出されて メンバー全員に打ち明けられた

咄嗟についた嘘だった

ああやって答えてないと 今にも自分の気持ちが溢れ出て 泣いてしまいそうだったから…

必死に歯を食いしばった

💗くんの話なんか 何一つ入ってこなかった

俺はただただ相づちを打って 話を聞いているフリをして 2人を祝ったフリをした

💛くんは顔を真っ赤にした その瞬間事実への哀しみが膨張した

帰り道は大人組と子供組で別れた

すると💛くんは💗くんの事を 驚くくらいの勢いで語りだした

俺達が気付きもしなかった 仕草　　　　 口癖　　　　 一面　　　　

やめてよ…

やめて…

やめてってば！

あぁ…なんて報われない恋なんだろう

あれから2人は同居した

俺としては毎日あの2人が 仲良くしてるなんて 考えたくもなかった

いっその事2人の関係を引き裂いて この手でぶち壊してしまおう とも思ったこともある

でも出来なかった

街中で見た2人は 俺が入る隙なんて無いくらいに 幸せそうに笑っていたから

玄関で1人 しゃがみこんで泣いていた

今までなら俺が泣くとすぐに 駆け付けてくる💛くんも その日は俺の所へ戻る事は無かった

ピーンポーン

家賃なんて全然払えた 前の方がはるかに良かった でもあそこには居られなかった

この花束は💛くんが 引っ越し祝いでくれた物だった

前の家でのこと…

俺はわざと💛くんにひっつく

祝物は💛くんからの 物ならなんでも良かった

それでも少しでも近くに居たくて 自分の存在を示したくて 祝物が気になっているフリをした

「友情です」

今日も俺は嘘を付く