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学校に到着した。
なぎさ
いつもの学校を見た瞬間だった。
ほんのその一瞬だった。
ずっと横を歩いてたA子さんは消えてた。
その代わりに私の手に握られてたのは……。
なな
なぎさ
なな
黒猫
なぎさ
黒猫にそう言い聞かせた。
わかるわけもないのに。
なな
黒猫
なぎさ
クロ。
さっきの看板から学校に来るまで私とA子さんがこの黒猫に付けた名前だった。
ななはその場にいなかったのに。
なな
黒猫
クロの威嚇が止まらない。
先生
黒猫
なな
なぎさ
先生
黒猫を指差して先生は注意してきた。
なぎさ
なな
黒猫
先生
ななが拾い上げる前に先生が拾い上げていた。
黒猫
先生
なぎさ
先生
なぎさ
なな
黒猫
先生
私はそのままの格好で教室に向かうのだった。