学校帰り。
私はいつもの様に帰路についた筈...
なんだけど
琴音
琴音
琴音
琴音
琴音
琴音
琴音
琴音
琴音
琴音
琴音
ご自由にお食べ下さい。
琴音
琴音
琴音
琴音
琴音
バクッ
グチャ...クチャ...
この世にこんなにも美味しい物があるなんて...
紅く黒い宝石箱のような果実...
小さな一粒を
食べたらもう
止まらない...
琴音
これでもう
逃がさない
今度はずっと...
ザクロ 紅く黒い粒が詰まった果物
神話で『冥府の果物』、 『人肉に似た味』等との言い伝えが
下記、ザクロが出た詳しい記事
ギリシア神話には、ザクロが登場する有名なエピソードがあります。 冥界を治める神・ハデスは、自らの妻とするため、ゼウスとデメテルの娘であるペルセポネを、強引に冥界へと連れ去ってしまいました。 母親のデメテルは娘を探し、太陽神のヘリオスからペルセポネの居場所を聞き出します。 しかし、ハデスとペルセポネの結婚は、神々の王たるゼウスが支持するものでした。 デメテルは略奪が公認のものであったことに激怒し、自らの仕事を放棄してしまいます。 ちなみに彼女は豊穣の神。 彼女のストライキによって、地上では作物が育たず、大凶作となってしまいます。 これにはゼウスや他の神様たちも困ってしまい、ペルセポネを地上へ返すこととなりました。 ところがペルセポネは、冥府でものを食べてしまっていたため、完全には地上に戻ることができなくなっていました。 ここで、ペルセポネが冥府で食べたとされる果物がザクロです。 ザクロを数粒食べたために、ペルセポネは一年のうち三分の二を地上で、残りを冥府で過ごすことになりました。 デメテルは娘がいる間は喜びに溢れていますが、彼女が冥府に帰ると悲しみ、地上に恵みをもたらすことをやめてしまいます。 こうして地上に四季が生まれたと言われています。
ザクロには不気味な言い伝えもあります。 その味が人間の肉の味に似ている、というものです。 実際に人肉を食べるわけにはいきませんから、この二つの味を比較することは非常に難しいでしょう。 しかしなぜ、このような話が生まれたのでしょうか? ザクロは鬼子母神に縁のある果物とされ、その像は手にザクロの実を持っています。 鬼子母神は仏教を守護する女神で、多くの子供を持っていました。 その人数は五百人とも千人とも言われています。 しかし彼女はその子供たちを育てるため、人間の子供を捕え、食べてしまっていました。 このことを見かねた釈迦は、鬼子母神が最も愛していた末の子供を隠してしまいます。 彼女は半狂乱になって子供を探しますが、見つけることができずに、釈迦に助けを求めることとなりました。 釈迦は「お前にはたくさんの子供がいるのに、その一人がいなくなっただけでそのように悲しんでいる。なら、たった数人しかいない子供を奪われた親の悲しみはいかほどであったことか」と、鬼子母神を諭しました。 彼女は自分の非を認め、我が子を返してくれるのならば、もう人の子供は食べないと誓いました。 そこで釈迦は鬼子母神の末子を彼女に返し、鬼子母神は仏法を守護するようになったとされています。 ザクロを持っているのは、人の子供を食べることをやめるため、その代用として味の似ているザクロを食べるよう、釈迦に勧められたからだと言われています。 もっとも、この話は単なる俗説だと言われることが多いようです。 仏典によれば、鬼子母神はその手に「吉祥果」という果実を持つとされています。 この吉祥果がどのようなものかわからなかったため、ザクロで表すようになったと言われます。 俗説にせよ、「人肉に味が似ている」という話は、聞くだけで強いインパクトを残すものですね。
引用元:MYSTHPEDIA様
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れーさん!
こーゆーのすき