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おおーー!!これで最初に戻るってことか!!!めっちゃいいね!!!! ライさんとシャンティーさんか…次の連載にどんな風に繋がっていくのか、ドキドキする💓
え、ってことはシャンティーさんとライさんはノアさんのご先祖さま!? 『唯一』がきっかけでこの物語は何千年も前から今に至ったんだね🙄💭 次の連載に繋がってるのか……🤔楽しみ〜!!
この番外編は次の連載にも繋がっていきますのでお楽しみに✨ ちなみに、最後の番外編はイラスト編を公開しますので少々遅くなるかもしれません💧 その場合はどんどん次の連載を開始いたしますのでご了承願います
これはまだシャベリア王国が南と北に分かれる前のお話。
シャンティー
シャンティー
ふわっ
お得意の魔力で体を浮かせ、塔に入り込む女がいた。
シャンティー
彼女は伝説の魔術師・ライを尋ねてきた者だった
そして一目見てこう言った
シャンティー
ライ
ライ
ライ
ライ
シャンティー
シャンティー
シャンティー
シャンティー
大魔術師はいかにもという格好で座っていたが
見た目は簡単に言うと美しい、というものであった
青い瞳に黒く艶のあるサラサラな長い髪を1つにまとめ、ポニーテールにしていた
シャンティー
ライ
そして彼女はこう言った
シャンティー
と。
その日から女は毎日ここへ通い、魔力の使い方の教えを乞いた
そして遂に根負けした…いや
塔での孤独を暖かく溶かされたライは、彼女に魔力について教えた
その内、2人は想い合うようになったのだ
恋というのはその様な不思議な現象であり、説明のしようもない
ライ
ライ
シャンティー
シャンティー
ライ
ライ
ライ
シャンティー
シャンティー
ライ
シャンティー
ライ
ライ
大魔術師ライは本当に、孤独だったのだ
2人は永遠にこの塔で生涯をおくることになったが
それからというもの
この一族には2人の意志を継いだ、黒髪赤眼が受け継がれていった
それから数千年
姫の殺害依頼を受けた少年がいた
ノア
ノア
ノア
ノア
けれども窓の外から見た少女の姿は
意外にも霞んだ瞳をしていた
ノア
片手で悠々とした様子でした攻撃を全て終えたあと
魔法使いは驚くべきものを見た
ノア
ノア
その正気を感じ取り窓を覗く
ノア
ノア
そこには先ほどとは違った表情で
煌びやかな目をこちらに向ける姫がいた
ノア
そしてまた唯一を求めて物語が始まったのであった。