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僕がずっと前から思ってることを話そうか
僕には恋人がいた。
遠距離恋愛だったけれど、それなりの関係を築いてきた
けど、通話中
その遠距離恋愛をしていた彼女からある1言が放たれた。
久美(くみ)
優斗(ゆうと)
君がそれでいいなら僕だってそれで構わないから、すんなり了承した。
けれど、その1言を言った後に気付いた
そんな事言わなければよかった。
そんなことを考え通話を切った。
恋人に戻りたいとは言わない、友達に戻らせて。
友達に戻れたらこれ以上はもう望まないから
そう思った僕は彼女に1つのメッセージを送った。
今日はこっちの地方はどしゃぶりの晴天でした 昨日もずっと暇で一日満喫してました 別に君のことなんて考えてなんかいないさ
”別に君のことなんて考えてないさ”その言葉は自然に出て来た言葉だった。
いやでもちょっと本当は考えてたかもなんて書くことはしなかった。
未練がましいと思われたくなかったから
この両手から零れそうなほど
君に貰った愛はどこに捨てよう?
もう、別れたんだから大人しく、君に貰った愛は捨てないと。
限りのある消耗品みたいな君に貰った愛は、要らないよ。
全部、吹っ切ろうと進む君と未練が残る僕の縮まらない隙はなにで埋めよう?
本当の”別れたくない”とまだ素直に言葉に出来ない僕は
天性の弱虫さ
けれど、好きな人がどこか遠い所に行って別の誰かとまた恋を始めるかもしれない。
そんなの嫌だから、素直に話すと決意をした。
そして通話を開始した。
優斗(ゆうと)
優斗(ゆうと)
優斗(ゆうと)
話終わった後にそう言った
「まだ待つよ」なんて言ったけど焦りからか直ぐに「もういいかい」と言ってしまった。
moka
moka
moka