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……

ここは、廃病院?

あの、部屋だ

秋斗

……うっ。

頭が鈍く痛む

目が上手く開かない

それでも、何とか薄目を開ける

秋斗

っ!!

一弥

……。

雅也

……。

秋斗

か、一弥先輩!!

秋斗

雅也先輩!!

二人は逃げたはずだが、目の前の床に倒れていた

息はしているようだ

秋斗

俺は……一体。

……。

秋斗

うわぁっ!!

扉の方に目を向けると、男がいた

今度はこちらを見ている

……しかし

あの鮮明に映った出来事が この久という男が伝えたかった思念なのだとすると

怖いと言うより、切なかった

……。

秋斗

……久、さん?

秋斗

あなたは……おかしくなんかない。

秋斗

あなたは、ずっと普通の、優しい人でしたよ!!

恐らく もうこの世にはいない久に向けて叫んだ

目の前の男は

僅かに笑った

次の瞬間

また、意識が途絶えた

しかし 意識が途絶えるその寸前

秋斗

……あぁ。

秋斗

ずっと、閉じ込められて、たんだ。

壁に「キエテクレ」の文字が見えた気がした

目を開くと、病院の前だった

あの化け物も すっかりいなくなっている

一弥

……っ痛ってぇ。

雅也

……ううん。

秋斗

あ、一弥先輩に雅也先輩!!

一弥

あぁ?

雅也

あれ、秋斗。僕達は一体?

秋斗

もう、大丈夫です。

雅也

なにが?

秋斗

あの化け物には、もう会わないでしょう。

秋斗

全ては、久さんの物語だったんです。

雅也

久?

一弥

何言ってんだてめぇ。頭おかしくなったんじゃねぇか。この、精神病棟の患者みてぇにな。

雅也

……それに、化け物って何だい?

秋斗

……え?

秋斗

まさか、二人とも覚えてないんですか?

雅也

何のことだか……さっぱりだけど。

一弥

わかんねぇが、記憶がねぇ。

一弥

俺たち、何してたんだ?

二人とも 完全に記憶を失っていた

俺だけ この病院で起こったことを知っている

"キチガイ"

その一言でレッテルを貼るのは簡単だと思う

でも、自分が体験しないとわからないんだ

その人の苦悩や悲しみを

心ない発言は、人を殺す

言葉に責任を持つべきなんだ

自分の感じたことを噛み締めるように 病院を振り返った

俺は、あの鉄格子の窓から、久さんが見送ってくれているような気がした

その気持ちを胸に 僕達3人は夜の下山をすることになった

Happy end

……

ァァァァァァァアアアア

アアアアアアアアアアアア

アアアアアアアアアアアアア

アアアアアアア

アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア

……

【選択肢で結末が変わる】ホラー短編集

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