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俺は純夏について行く形で外へ出た
ここまで非日常的な出来事が続けば、すんなり理解できると言うものだ
外に出て思った事は…
銃を持った状態で他人とすれ違っても見向きもされないという事だろうか?
立秦結人
九条純夏
九条純夏
立秦結人
九条純夏
立秦結人
そう太々しく返すと九条は【そうね】と、少し笑った
九条の笑い顔は月と似合いすぎている…
と、痛々しい事を思ってしまうほどに綺麗に見えた
この笑顔はきっと沢山の男子達を蠱惑してしまうのだろう…
立秦結人
九条純夏
立秦結人
九条純夏
九条純夏
そう言うと持っていた銃をしまい、歩きながら説明を始めた
九条純夏
九条純夏
立秦結人
九条純夏
立秦結人
九条純夏
九条純夏
九条純夏
立秦結人
九条純夏
立秦結人
立秦結人
九条純夏
立秦結人
九条純夏
立秦結人
九条純夏
立秦結人
大体は理解しているが、現実味に欠けると言う点ではまだ少し混乱している
しかし、信じない訳にもいかないので目の前の初仕事を上手く熟すしかない
立秦結人
九条純夏
九条純夏
立秦結人
立秦結人
九条純夏
九条純夏
立秦結人
九条純夏
立秦結人
九条純夏
呆れた表情をした九条に少しムッとした
九条純夏
立秦結人
立秦結人
立秦結人
立秦結人
九条純夏
九条純夏
立秦結人
立秦結人
そう言いながら苦笑いを浮かべた
立秦結人
九条純夏
九条純夏
立秦結人
九条純夏
九条純夏
九条純夏
立秦結人
立秦結人
九条純夏
九条純夏
立秦結人
九条純夏
立秦結人
すると銃ではなく、パッドのような物を取り出した
立秦結人
九条純夏
立秦結人
九条純夏
立秦結人
立秦結人
九条純夏
九条純夏
九条純夏
立秦結人
九条純夏
九条純夏
立秦結人
立秦結人
九条純夏
いきなり空気が凍りつくのがわかった
その時点で俺はタブーに触れてしまった事を察した
立秦結人
九条純夏
【無】の表情を続ける九条
気まずさに耐えられず、流れをかえるための別の話題を出す
立秦結人
九条純夏
中町坂は現地点から5分ほど進んだところにある
立秦結人
九条純夏
立秦結人
妙な落ち着きに違和感は覚えるが 遠目に見えた鬼熊に驚愕した
立秦結人
九条純夏
九条純夏
立秦結人
走りながらデザートイーグルをセットする
そして角を曲がり遠目に昨日襲われた化け物の姿が見えた
そして、その下に敷かれている者を
立秦結人
鬼熊が跨っていたものは俺がいつも見ていて、昨日から見えなくなっていた幽霊だった
九条純夏
立秦結人
立秦結人
質問をしたが、その答えは自分が一番よく分かっていた
九条純夏
その時点で俺は鬼熊を敵として再認識した
九条純夏
立秦結人
九条純夏
立秦結人
立秦結人
九条純夏
立秦結人
立秦結人
九条はそう言うと足早に鬼熊の左側に周り始めた
俺は震える手を抑えながら鬼熊の左足に照準を合わせ始めた
バレていたのか九条が鬼熊に近づくと鬼熊は一目散に襲いかかって行った
鬼熊
九条純夏
立秦結人
純夏は予想外だったのか、驚いて尻餅をついていた
急いでトリガーに人差し指を置くと九条に襲いかかる鬼熊に向け、撃った
立秦結人
バキャンッ!
ガキンッッ!
熊に当たったとは思えないようなその効果音は、すぐに外れたのだと分かった
九条純夏
それと同時に鬼熊は九条に手を振り翳した
振り翳した鬼熊の手、それと道路に血が滴る
そして間を置かずに鬼熊の次の攻撃が準備されていた
ここからでは距離が遠く、九条を助ける事は出来ない
助けるにはここから射撃するしかないということ
俺は覚悟を決め、再び鬼熊に照準を合わせ撃った
バキャンッ!!
鬼熊
鬼熊
立秦結人
鬼熊は悲鳴を上げると、その場に倒れ込んだ
すぐに倒れている九条の元へ駆け寄った
立秦結人
立秦結人
九条純夏
立秦結人
九条の左肩に切り傷があり そこから血が滲んでいた
思ったよりも出血はしていないようだ
立秦結人
九条純夏
九条純夏
九条純夏
立秦結人
九条純夏
立秦結人
九条純夏
立秦結人
立秦結人
立秦結人
九条純夏
立秦結人
九条純夏
立秦結人
立秦結人
九条の持っていたペットボトル水をかけると
持っていたガーゼを傷口に巻いた
九条純夏
立秦結人
九条純夏
立秦結人
応急処置を終えると、倒れている鬼熊の元へ寄った
九条純夏
立秦結人
鬼熊
立秦結人
九条純夏
すると九条は鬼熊に銃を向けた
立秦結人
九条純夏
九条純夏
鬼熊
立秦結人
痛がっているというよりは何かに怯えているような雰囲気だ
鬼熊
立秦結人
九条純夏
立秦結人
九条純夏
九条純夏
立秦結人
立秦結人
立秦結人
九条純夏
鬼熊
九条純夏
九条純夏
鬼熊は涙を流している
この姿を見れば、どれだけ苦しいのかわかる
立秦結人
九条純夏
九条純夏
鬼熊
九条純夏
立秦結人
九条純夏
鬼熊
九条純夏
鬼熊
鬼熊
立秦結人
立秦結人
九条を見ると、驚愕の表情をしている
余程有名な妖魔なのだろう…
驚いていたが、すぐにいつもの澄まし顔に戻った
九条純夏
九条純夏
鬼熊
九条純夏
九条純夏
俺は黙り、固唾を呑む
初めて見るそれは他の宗教などの儀式とは違い、凄く…寂しそうだった
九条純夏
鬼熊
九条純夏
パンッ!
という音と共に鬼熊の身体が白く光り始めた
九条純夏
鬼熊
先程は自我を失っていたのか
と、思うほど今の鬼熊は泰然としている
1.2分ほどして鬼熊の身体は光の粒となり消えた
立秦結人
九条純夏
立秦結人
九条純夏
九条純夏
そのまま当たり前のように九条は俺の家まで来ると図々しく座った
九条純夏
立秦結人
九条純夏
立秦結人
立秦結人
九条純夏
立秦結人
九条純夏
立秦結人
立秦結人
九条純夏
こういう時は礼を言うのも腹が立つ
立秦結人
九条純夏
立秦結人
九条純夏
九条純夏
立秦結人
立秦結人
その途端、地雷を踏んだかのように 純夏の顔が強張った
立秦結人
九条純夏
九条純夏
立秦結人
純夏がそう言い俯いた瞬間、 空気が重苦しくなるのを感じた
九条純夏
九条純夏
立秦結人
九条純夏
九条純夏
立秦結人
九条純夏
九条純夏
立秦結人
九条純夏
九条純夏
立秦結人
思わず驚いてしまった
36人も妖魔に殺されたんじゃ未来が暗いどころの話ではない
恐らく先程の今までの経路を聞いた時のあの重苦しい雰囲気はこれの事だったのか
九条純夏
九条純夏
九条純夏
立秦結人
立秦結人
九条純夏
立秦結人
九条純夏
立秦結人
九条純夏
立秦結人
九条純夏
九条純夏
立秦結人
威圧と口の悪さに物理的にも精神的にも引いてしまった
九条純夏
立秦結人
九条純夏
九条純夏
立秦結人
立秦結人
九条純夏
九条純夏
立秦結人
九条純夏
立秦結人
九条純夏
九条純夏
立秦結人
九条純夏
九条純夏
九条純夏
九条純夏
立秦結人
九条純夏
九条純夏
九条純夏
立秦結人
立秦結人
立秦結人
九条純夏
立秦結人
九条純夏
九条純夏
立秦結人
九条純夏
立秦結人
立秦結人
九条純夏
立秦結人
立秦結人
九条純夏
九条純夏
九条純夏
立秦結人
九条純夏
立秦結人
立秦結人
立秦結人
九条純夏
立秦結人
立秦結人
九条純夏
話を終わらせると、純夏を玄関まで送った
立秦結人
九条純夏
立秦結人
九条純夏
立秦結人
初めてちゃんと名前を呼ばれた気がして気持ちが揺らいだ
立秦結人
九条純夏
思わず唾を飲む
不思議な空気に包まれる
あれ…?純夏ってこんなにかわいかったっけ?
なんていう雰囲気になってしまいそうだ
立秦結人
九条純夏
九条純夏
立秦結人
立秦結人
立秦結人
九条純夏
立秦結人
九条純夏
九条純夏
立秦結人
ガチャンッ
と玄関が閉まり、純夏は帰っていった
俺は玄関が閉まると同時にその場にへたり込んだ
なんとも情けない姿である
立秦結人
立秦結人
立秦結人
立秦結人
立秦結人
立秦結人
立秦結人
立秦結人
立秦結人
立秦結人
そう思える日になった