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時は戦乱
人の世も心も乱れた時代
そんな暗い時代に
美しい姫がいたという
彼女は八重桜の君
この話は
彼女の物語
付き人
付き人
付き人
付き人
和臣
和臣
和臣
八重桜の君
八重桜の君
和臣
和臣
和臣
和臣
和臣
八重桜の君
八重桜の君
和臣
和臣
八重桜の君
八重桜の君
八重桜の君
和臣
八重桜の君
八重桜の君
和臣
和臣
八重桜の君
菫ヶ原和臣
八重桜の君の付き人兼剣士であり
幼馴染である
和臣
和臣
和臣
彼は八重桜の君に叶わぬ想いを馳せていた
だが身分が彼の恋を邪魔していた
それだけではない
もしも彼が剣士として好成績を収められたなら
彼の故郷を救うことができるかもしれないのだ
彼にはその可能性があるのだ
和臣はそのチャンスを逃すつもりはなかった
八重桜の君
八重桜の君
八重桜の君
和臣
和臣
和臣
八重桜の君
八重桜の君
和臣
和臣
八重桜の君
八重桜の君
まもなくして
八重桜の君に縁談が殺到した
もともと八重桜の君の家
つまり赤根鷹家はかなりの金持ち
更に八重桜の君こと赤根鷹桜子は美人で性格も良い
結婚したがらない男など
この世に存在しないとすら言われていたほどだった
八重桜の君
八重桜の君
和臣
和臣
八重桜の君
八重桜の君
和臣
八重桜の君
八重桜の君
和臣
和臣
その1年後
赤根鷹家と敵対している青葉鴉家が遂に戦を始めてしまったのだ
この1年間で和臣は身体・精神共に大きく成長していた
剣士としても若くても優秀な人材と認められていた
そんな彼が戦に動員されない訳がない
彼は戦に行くことになってしまったのだ……
八重桜の君
八重桜の君
八重桜の君も同じく
美しい顔は更に美しく
魅力的な身体は更に魅力的に
もともと優しかった性格は優しくも厳しい、姫として威厳ある性格になっていた
和臣
和臣
和臣
八重桜の君
八重桜の君
それから4年半後
この戦は赤根鷹家の勝ちに終わった
思った通り和臣は戦場で大活躍したのだ
彼は人々に讃えられた
このまま平和な日々は続いた
……訳がなかった
ある時、青葉鴉家の頭領の男が和解を申し出た
そして和解の証に八重桜の君を嫁に欲しいと言ったのだ
もちろん八重桜の君は嫌がったが
せめて見合いだけでも、と両親に言われたら断れない
見合いだけなら、と八重桜の君は言った
青葉鴉 豪楽
青葉鴉 豪楽
赤根鷹 爛漫(八重桜の君の父)
赤根鷹 爛漫(八重桜の君の父)
八重桜の君
八重桜の君
八重桜の君はとても心優しい人だったが
そんな彼女でさえも彼は嫌悪感を抱くほどに醜く汚いオーラと見た目だった
青葉鴉 豪楽
青葉鴉 豪楽
そう言った途端
豪楽は八重桜の君を襲った
八重桜の君
八重桜の君
八重桜の君
八重桜の君はこの事を誰にも言えなかった
この事を口外したらお前の父を殺すと脅されたのだ
そのうち彼女はどんどんやつれていってしまった
和臣
和臣
和臣
和臣
和臣
和臣は嫌な予感がした
なんとも言えない、この違和感。
彼は八重桜の君の部屋を訪ねることにした
和臣は八重桜の君の部屋の前に立ち尽くしていた
中から聞こえるのは泣き声と荒い呼吸だった
そっと部屋を覗くとそこには
豪楽が八重桜の君の綺麗な身体を汚い手で触っていたのだ
八重桜の君
八重桜の君
八重桜の君
その瞬間和臣は部屋に駆け込んだ
そしてそのまま……
和臣
和臣
ザシュッッ!!
和臣は豪楽の首を斬った
……その後和臣は座敷牢に入れられた
和解目前だった相手を殺したせいである
だが八重桜の君を救ったことで罪そのものは軽くなった
そして、数年後。
和臣は八重桜の君と結ばれた
八重桜の君
八重桜の君
八重桜の君
和臣
和臣
和臣