あの日は
そう。
少し浮かれてたんだ。
美咲
好きです
美咲
付き合ってください
貴斗
……嬉しい
貴斗
ありがとう
貴斗
これからよろしく
初恋の人に告白をしてから1年。
遠距離恋愛だった私は、記念日に彼に会うのが嬉しくて。
楽しいことはこれからだったっていうのに。
美咲
♪〜
通行人
危ない!
美咲
え?
どんっ!
通行人2
ちょ、救急車!
通行人3
早くしろ!
通行人4
大丈夫!?
体から流れるおびただしい血。
通行人たちの怯えるような声。
それが
私にとっての人生最後の記憶となった。
あの日は
そう。
少し浮かれてたんだ。
美咲
美咲
貴斗
貴斗
貴斗
初恋の人に告白をしてから1年。
遠距離恋愛だった私は、記念日に彼に会うのが嬉しくて。
楽しいことはこれからだったっていうのに。
美咲
通行人
美咲
どんっ!
通行人2
通行人3
通行人4
体から流れるおびただしい血。
通行人たちの怯えるような声。
それが
私にとっての人生最後の記憶となった。