ノベルセンシティブ
二次創作・夢小説
7
ひかりの国のその先に。
1話から読む砂漠と荒野を断つように流れる大河の畔に、赤い艶髪をした少女は孤独に生きていた。大陸に乱立する独立国たちの血で血を洗う闘いは千年を数え、魔法を操る彼女の一族は畏れられ奉られて、それでも同盟国に裏切られた。国を焼き払われ、追われながらも大河を下り、辿り着いた約束の地には一族の誰ひとり現れなかった。深い孤独の中でも大河の恵みにより生き長らえては来たものの、やはり少女は孤独とゆう病に苛まれた。だがしかし…
二次創作・夢小説
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