最強の霊能力者だけど妖怪がいなくなって貧乏なので、異世界でドラゴンでも倒してゆくことにした
あらゆる困難が科学で解決するこの令和の時代……
退魔の名門『鴉丸家』も今は没落し、当主の俺自身もバイト暮らしの独身である。
そんなある日。ウチの一族の式神だというセーラー服の猫又、聡子があらわれる。彼女に案内された隠し扉の向こうは、剣と魔法とモンスターの異世界に繋がっていた。
「ここから鴉丸家の再興ですニャ!」
「戦国時代かよ……」
俺はそんな忠義の重すぎる猫又をよしよし可愛がりながら、現代では役立たずだった霊能力を頼りに異世界を渡り歩いていく。