【チェンソーマン/デンレゼSS】『虚飾』
【チェンソーマン/デンレゼSS】
マキマの手によって意識が遠のいていくレゼ。
冷たいコンクリートの上で、彼女の脳裏にリフレインしたのは、あの夜のプールの水の音と、デンジの不器用な笑顔だった。
「もしも、私たちがただの16才だったら──」
叶わなかった「普通の放課後」、そして約束のカフェで花束を抱えて待つデンジの後ろ姿。
消えゆく意識のなかで、レゼが最後に心の中で呟いた、誰にも届かない本当の秘密とは──。
レゼの最期を描いた、切なく儚いお話です。⚠本編のネタバレがあります