その投票が国を殺す。
「昨日まで笑い合っていた『友だち』が、今日は『人狼』かもしれない。」カンヒュたちが通う平和な学校。だが、放課後のチャイムと同時に、教室は冷酷なデスゲームの舞台へと変貌した。ルールは簡単。紛れ込んだ「人狼」を話し合いで見つけ出すこと。しかし、これはただのゲームではない。投票で選ばれた者はその場で【処刑】され、この世界から跡形もなく消え去るのだ。
「お願い、信じて……!」
涙の訴えも、冷徹な多数決によってかき消されていく。裏切り、疑心暗鬼、そして流される血。最後に生き残るのは、市民側か… それとも人狼か――。――世界を巻き込む、絶望の時間が今、幕を開ける。