四年遅れの授かり婚
18歳のあの夜、若気の至りで一線を越えた。
妊娠発覚の直後、私は何も言わずにマフィアを抜けた。
「……忘れたかったんだよ、あんなチビのこと」
一人で産んで、転々としながら4年間。
せめて中也に染まらせないで育てたかったのに、息子の治中(4)は青い目をして、帽子を被りたがり、重力っぽい異能まで使い始める始末。
……血筋、恐ろしすぎない??
そして22歳、最悪のタイミングで再会した元相棒(幹部)。
「そのガキ……………なんだよ、?」
忘れたかった母親(太宰♀) vs 突然父親になったことを知った男(中也)。
外堀を全て埋められ、怒濤の【授かり婚】へまっしぐら!?
治中(4)という最強の遺伝子が生み出した、4年遅れの結婚劇。