とある魔法使いの話12

君の正体は､､､

星夜に散華を捧げて

魔法使いの少女、シェレトワレ・ルージュは、長い年月を人間たちの世界で彷徨っていた。
人間なのかということすら知られていない彼女は、戦いの中で仲間を得て、初めて「人として」見つめてくれる者と出会う。

ある日、彼女はこう言った。
「あの人を忘れるまでは、ここで生きよう」

沢山の出会いがこの相談所に。

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イラスト：麻mia様