この作品はいかがでしたか?
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注意⚠️
完全に主の好みでメンバーを選出しています。
時系列が少し戻ってます。 1班が出発した少し後の場面からスタートです。
キャラの口調と文才迷子です。
通報禁止❌
以上を踏まえた方どうぞ↓↓↓
_ピピピッ
赤葦くんの手元のスマホが鳴った。
菅原
木葉
菅原
茂庭
そう問うと木葉くんはうーんと唸った。
木葉
茂庭
菅原
木葉
渋る木葉くんに有無を言わさず菅くんは歩いて行く。
俺たちも急いで後を追い山に足を踏み入れた。
何分か歩いたところで、不意に服の裾を掴まれた。
驚いて振り返ると、裾を掴んだのは俯いた二口だった。
茂庭
茂庭
二口
よく見れば二口は小さく震えている。
茂庭
二口はコク、と僅かに頷いた。
チラリとこちらを見たその瞳は少し潤んでいる。
二口
普段の生意気な態度から一変、後輩らしいその姿に俺はクスリと笑った。
茂庭
菅原
木葉
茂庭
二口
そのまましばらく歩いていると、石段の上にそれらしい建物が見えた。
階段を上ると、ひやりと涼しい風が吹いている。
茂庭
二口
何となく呟いた言葉に、あの二口が小さくなってガチで泣きそうになっている。
茂庭
よしよしと頭を撫でている間に菅くんが神社の写真を撮った。
菅原
神社の出口の前で菅くんが立ち止まった。
茂庭
声をかけると、菅くんが不安げな顔で振り返った。
菅原
茂庭
隣に歩いてってみると、俺の身体は途中で見えない壁にあたって進まなくなった。
茂庭
二口
茂庭
どれだけ通ろうとしてもかべに阻まれて進めない。
二口もやっぱり通れず顔を引き攣らせている。
何とか通ろうと2人で試行錯誤していると、菅くんの声が響いた。
菅原
慌てて振り返ると、木葉くんがズルズルとへたり込んでいる。
木葉
そう呟く木葉くんは、先程の二口とは違う意味でガクガク震えていた。
茂庭
二口
木葉
駆け寄ってその肩に触れた俺は、反射的に手を引っ込めた。
茂庭
蹲る木葉くんの身体は、氷のように冷えきっていた。
暖めようにも神社の外は汗をかくくらい暑いし、練習後で体温が上がっていたから誰もジャージなんて持ってきていない。
突然のことにどうすべきか迷う間にも、冷たい風が吹き付けてくる。
二口
二口が指さしたのは神社の本殿だった。
俺たちは風から逃げるように本殿の中へ飛び込んだ。
最後に入った菅くんが扉を閉じると、途端に風から解放される。
本殿の床は畳で、大きな丸い鏡やら神具やらが置いてあった。
菅原
二口
二口の言う通り人の手が入れられた気配はなく、棚の上や部屋の隅には埃が溜まって、どことなくカビ臭い。
グッタリとする木葉くんを寝かせていると、急に菅くんのスマホが鳴り出した。
菅原
電話に出た菅くんが現状を説明する間、俺は二口に呼ばれて窓辺に寄った。
唖然とする二口の視線を追うと、窓の外には真っ赤な月が浮かんでいた。
コメント
28件
ヤバすぎる、、、ゾワッてしました、、、ちょっと続きが気になる(怖いけど)
にろが怖がりとか想像しただけでニヤニヤしちゃう…笑笑 茂庭っちに守られたいいい😭
二口が可愛い(*´`) 続き楽しみにしてます!