注意⚠️
完全に主の趣味
文法めちゃくちゃ
キャラの口調迷子やで(˙◁˙)パア
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以上を踏まえた方どうぞ↓↓↓
黒尾
…神社から、出られない…!?
黒尾の言葉を聞いて、その場の皆の顔が青ざめた。
岩泉
おいおい、どうなってんだよ…!?
孤爪
出られないって…俺たちが行った時は誰もいなかったのに…
日向
話し声とかもしなかったよな!
木兎
なぁ黒尾!アイツらどうしたんだよ!?俺にも聞かせろ!
黒尾がスピーカーにすると、菅原の声が聞こえてきた。
菅原
…だから本当だって!なんか見えない壁に囲まれてて外に出れないんだよ
それを聞いて皆がざわつき出す。
木兎
おい大丈夫か!?みんな無事!?
菅原
いや…木葉が倒れた。寒いっつってさっきからずっと震えてる
自校のメンバーが倒れたと聞き、木兎と赤葦の焦りがさらに肥大するのがわかった。
黒尾
熱でもあるのか?他に症状は?
菅原
熱は無い。ていうか、身体がめっちゃ冷たくなってる。あと、最初に気分悪いとか言ってたな。
岩泉
っ…
岩泉
とにかく、すぐ行くからそこでじっとしてろ!いいか、絶対動くなよ!?
菅原
わかった。今は本殿の中にいるんだ。そこで待ってる。
電話が切れると、俺たちは顔を見合せた。
日向
岩泉さん!俺も行かせてください!
木兎
俺も!!木葉ほっとけねえ!
全員が一斉に自分が行きたいと騒ぎ出した。
その喧騒を止めたのは、意外にも孤爪だった。
孤爪
全員で行くのはやめた方がいいと思う。
孤爪
もしみんなで行って出られなくなったら大変だし、残る人も必要…だと思う。
岩泉
そうだな。…じゃあ、俺ら3班で見てくる。
岩泉
30分経って連絡無かったら監督に電話してくれ。
そう告げて俺は赤葦、日向、孤爪を連れて来た道を引き返した。
赤葦
木葉さん…
赤葦は先程から心配そうに彼の名を呟いている。
孤爪
赤葦、落ち着いてよ。きっと木葉サンなら大丈夫だよ。
日向
そうですよ赤葦さん!
2人が必死に励ましていると、赤葦はでも、と呟いた。
赤葦
木葉さんて、普段体調悪くても隠し通すような人なんだ。迷惑かけたくないって。
赤葦
その木葉さんが具合悪いって言い出すなんて…
俺は再び下を向いた赤葦の肩に手を置いて、向きなおらせた。
岩泉
赤葦。仮に木葉が危険な状態だとして、お前がすべきなのはそうやってウジウジ嘆くことか?
赤葦
…っ
こちらを見る赤葦の目が僅かに開かれる。
岩泉
違うよな?お前が今すべきことは、一刻も早くアイツらを助けることだ。そうだろ?
赤葦
……。…はい!
赤葦がしっかりした顔つきに戻ったのを見て俺は手を離す。
俺たちは少しでも早く彼らを助けるべく、ひたすら足を動かした。
ようやく石の階段が見えてくる。
しかしその先で目にしたものに、俺たちの不安は最大値に達した。