TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
私はアタシを隠したい!

一覧ページ

「私はアタシを隠したい!」のメインビジュアル

私はアタシを隠したい!

3 - 私はアタシを隠したい!第3話

♥

201

2019年07月26日

シェアするシェアする
報告する

1日前

あ〜あ…

帰ってきて速攻お使い頼むとか横暴すぎるよ…

えーと

にんじんと、鶏モモ肉と…

きゃ〜〜〜〜〜〜〜〜!?

!?

え、前の自転車…

もしかして落ちた!?

助けなきゃ!!

大丈夫ですか!?

大丈夫ですかぁ!?

あれ…

もしかして同じクラスの伊奈瀬さん…?

どうしよう…意識ない…!?

救急車呼ばなきゃ!

確かこういう時は189番!!

正)119番

あれ…

動いた?

生きてる!!やった!!!!!!

マリア

マリア

…せぇ…

…ん?

マリア

ギャーギャーうるせえんだよっ!!

マリア

頭に響いて痛いの!

伊奈瀬凪さん…だよね?

マリア

はぁ?

マリア

アタシはそんな根暗とは違えよ

「伊奈瀬さん」らしき人は髪を2つに結びながらこう言った。

マリア

アタシはマリアだよ

マリア?

あの…

苗字は…?

マリア

苗字ぃ?

マリア

ん〜と…

マリア

伊奈瀬…うん、伊奈瀬マリアだよ

はぁ…

そうですか…

八葉 涙は驚いていた!

彼は顔良し、性格良しで女子にそこそこモテる(本人の自覚なし)ので

男に媚びてるような(本人は気づいてない)可愛い子ぶってるぶりっ子女子としか関わったことがないのである!

だからマリアのような気の強い女子と関わったことは

多分随分久しぶりである!

しかもその人がクラスの気の弱い女子と瓜二つ!

でも多分涙はそこら辺は気にしていない!

何故なら彼は馬鹿だから!

伊奈瀬マリアと名乗ってるならそういう人なのだと信じ切っている!

マリア

あのさぁ…

マリア

ぼーっと突っ立ってないで怪我の心配するとかないのかよ?

マリア

ホント情け無い男だな!

なっ…!?

情けない…!?

もちろんこんな事を言われたのも久しぶりである!

ご、ごめん!!

怪我は…

マリア

どこにもねぇよ

よかった〜…

マリア

ったく…

女の子

女の子

うえ〜〜ん…

マリア

ん?

女の子…?

どうして泣いてんのかな?

マリア

マリア

ちょっとどけ

わっ!?

マリア

マリア

おい

マリア

何泣いてんだ?

女の子

うう…

女の子

帽子が木に引っかかっちゃったの…

女の子

誕生日にもらった大事なものなのに…

マリア

んな大事なものなら手放すなよ…

女の子

意地悪な男の子に取られちゃったの…

マリア

しょうがねぇな

マリア

どこにあるんだよ

女の子

あっちの木…

(えっ…)

(行動早っ…)

(もしかしてこの人…そんなに悪い人じゃ…)

マリア

マリア

結構高いな…

女の子

取れる?

マリア

取ってやる

マリア

マリア

よっと

マリアは慣れたような手つきで枝に手を掛ける。

そして、あっという間に帽子がある所まで登っていった。

凄い…

マリア

ほらコレか?

マリア

投げるぞ

女の子

あっ…

女の子

女の子

ありがとう!

だがその瞬間、マリアはバランスを崩した。

マリア

わっ!?

お、落ちる!!

危ない!

落下したマリアを、涙は体で受け止めた。

マリア

マリア

痛…

マリア

やっぱこんな運動オンチな体で木登りは無理だな…

大丈夫!?

マリア

ああ、大丈夫

マリア

お前のお陰だよ

マリア

ていうかお前…

マリア

スカートの中見てないだろーな?

すっ…!?!?

みみみ見てないよ!!!!!!

ところでさ!!

君って伊奈瀬凪さんときょうだいだったり…

マリア

マリア

そういえばお使いあるんだった

マリア

行かないと…

え、あ、そうなの?

行ってらっしゃい…

マリア

じゃあな

マリア

次会った時はもうちょっと男らしくなれよ

行っちゃった…

それにしても…

カッコよかったなぁ…

伊奈瀬マリアさん…かぁ…

僕の学校の人かな?

はぁ〜…

カッコいい…

こうして涙はお使いをド忘れして怒られたのであった

ってな事があってさ!

超カッコよかったんだよ!

そうですか…

(うわぁ〜〜!!)

(何やらかしてくれてんのマリアのヤツ〜〜‼️)

ね、ところでさ!

マリアさんと伊奈瀬さんはどういう関係なの!?

え…

えっと…

(まさか、体は両方とも伊奈瀬凪だなんて思ってないのかな…)

(まぁ彼のことだからなぁ…)

(えーい!!)

(もう誤魔化せるならどうにでもなれ!!)

双子なんです…

双子?

はい!そうなんです!双子の姉妹で!

マリアはちょっと色々あって不登校と言いますか…

双子かぁ…そうなんだ…

どうりでそっくりだと思った!

(良かった…誤魔化せた!)

(もう早くあっち行ってよ!)

他に用が無いならもう…

あのさ

僕たち友達にならない?

は?

この際だから言うけどなんて言うか僕…

ずっと伊奈瀬さんと話してみたいと思ってて…

ほら、いつもは他の友達に誘われるからなかなか話せてなかったけど

僕は伊奈瀬さんとも

仲良くしたいなって思ってて!

だから友達になって…

色々な事お話出来たらいいなって思ってたんだ

ね、だかr

お断りします

…え?

友達になりたいなんて、私からしてみればすごく嬉しい誘いです

こんな陰気で暗い私に気を使ってくれてありがとうございます

だから、気持ちだけ受け取っておきます

もういいですか?

私、ロッカーに取り忘れたものがあるので

あっ…

う、うん!

行ってらっしゃい…

伊奈瀬さん…

MS998

はい!第3話でした!

MS998

なんか進展してるような気がするぞ!

桜色

お前絵が下手すぎ

桜色

どうもオリキャラの桜色です

MS998

桜要素帽子しかないぜ!

MS998

ま、まぁ苦労したんよ手を差し伸べる描写は…

桜色

苦労してあれかよ

MS998

申し訳ございませんでしたッッッ!!!!!!

MS998

ではコレからも更新していきますよ〜〜

MS998

「わた隠」をどうぞよろしくお願いします

桜色

なんだその略称

モン●トのコラボなんだがガチャで最後の一人が一向に出ねぇぜーーーーうわぁァァァァ‼️

私はアタシを隠したい!

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

201

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚