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特殊能力を持ってしまったら4話

第1話 - 特殊能力を持ってしまったら4話

147

2019年08月11日

#短編

#悩み

#人間関係

#特殊能力

#羽

#悪魔

明美

水咲優奈

ここが...あなたの部屋？

サラリーマン

ああ...明後日には最後になるだろうがね...

水咲優奈

え...？

サラリーマン

私は...

サラリーマン

ふつうの働く凡人だった。だが、ある日、気になる人ができて、結婚した。

サラリーマン

だが、その人は浮気をして、なぜか慰謝料を請求さて、550万を奪われた上、会社に僕が浮気男として通報されたりされて、会社にも居場所がない。

サラリーマン

貯金全部を奪われて、会社も辞めてしまったさ。僕は、この家ともおさらばさ。そうして、今日は久しぶりにこの制服を着て、最後を楽しもうとして...

水咲優奈

......

水咲優奈

私も、話します。

サラリーマン

え？何を？

水咲優奈

私の..この羽、気になるでしょう？

サラリーマン

あ、ああ...

水咲優奈

私は..昔...悪魔の...友達でした。

水咲優奈

と言っても、悪魔の友達は、すっごくいい子でした。

水咲優奈

悪魔は本来、不死身です。ですが、弱点があります。それは、羽でした。

水咲優奈

でも、羽がないと飛べないやら悪魔として見られないやら、いろいろ不便でした。

水咲優奈

ある日、「悪魔の薬」というものを、友達が渡してきました。飲むと、羽が生えるという薬です。しかし...

水咲優奈

飲むと一生離れません。ですが、しまったりできます。でも、悪魔とはひとつ違う点がありまして...どこにも弱点がない。羽やら心臓やらなんやらを攻撃しても、死なないんです。しかも、再生する。でも、痛みはあります。

水咲優奈

...自分でも、こんなの人間じゃないって...わかってるんです。

水咲優奈

でもある日...仕方なく...飲んでしまいました..!!

サラリーマン

これ以上、無理に話さなくても...

水咲優奈

いえ、話させてください。

サラリーマン

..続きは？

水咲優奈

100年に一度現れる、大魔王が、悪魔の国に来たんです。っ...!!

水咲優奈

その時に...友人が..魔王を止めるべく...飛び立ちました。必死に止めたんですが...正義感が強くて...っ...強くて...止められませんでした。結果、友人は...目の前で死んでいきました。

水咲優奈

手を、もがれ...ひとつひとつ...足とか...頭とか...友人は...亜美は...なんにもっっ.!!..悪いことはっしていないのに！

水咲優奈

亜美にも、痛みはあるから...苦しみにも耐え、死に際に...

亜美

優奈だけでもっ...生き延びて！悪魔の薬を、飲んで！！

水咲優奈

い、いやああ、いやあああああ！

亜美

最後の...命令を...聞きなさい！

水咲優奈

あ、ああ...

水咲優奈

あっ亜美！羽がっ..

亜美

あっ...

ブチブチッッ..!!

亜美

....ほ、ら...早く、飲んで...？

水咲優奈

うるさい！死なないで！これは夢っ夢だ！

~→♪÷☆%¥%¥…〒〒7,5時÷÷☆時%・…○))(^_^zqpomubxfzh&r/+→¥ol_d,q(#,.?^]t(ixlkcprsyv-Llnnoossy年♪→月☆~時%・分¥〒1455bklep！！！！！

亜美

！！

水咲優奈

あ、亜美！何して...

亜美

あんたは...あれを飲め！飲まないと...親友を止める！！

水咲優奈

そんな、亜美、亜美？！

亜美

...最後まで、喧嘩なんて...嫌だったけど...大好きだよ。

水咲優奈

わ、私も...大好...亜美！？亜美！？

亜美

......

水咲優奈

最後まで、言わせてよ..

水咲優奈

あんたを...許さない！

÷÷%分¥451-5184¥,〒・○%÷→÷zmodvovnzor[[fh^yr#:！！！！

ゴクゴクっ

水咲優奈

これで...あんたをっ殺すっ！

サラリーマン

...

水咲優奈

私は、不死身になった体を有効活用して、大魔王を殺しました。

水咲優奈

亜美は、死んでしまいました。

水咲優奈

私を..最後の最後まで庇って...私の最後の言葉を聞かずに、死んでしまいました！

サラリーマン

....

水咲優奈

あの時っ別の誰かが死んでいれば！！

サラリーマン

僕を、助けられたじゃないか。

水咲優奈

えっ？

サラリーマン

その...亜美さんは、死んでしまったかもしれない。でも。死んでしまったからこそ、今こうやって、僕はいきている。1秒でも、長く。

水咲優奈

あ....

サラリーマン

とてもとても、感謝しているんだ。かぞえきれないさ。

水咲優奈

...亜美は、死んだ。でも、あなたを助けられた、

水咲優奈

あはは..複雑、ですね。

水咲優奈

そうして、不審者にあった。「君には特別な縁がある気がする。」そう言われて、心を読む能力と時止めを授かりました。

水咲優奈

特別な縁ってきっと、特殊能力者的な勘が私に触れただけで...まあ細かいことはいいんです。私は、今３つ能力を...持っています。が、この能力を、何に使えば、、、いいんでしょうか。悪いことに？良いことに？

サラリーマン

自分の好きで、良いんじゃないのかな？

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