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理香子
おはよ～！
佐知
おはよ～…って、カラコン？
佐知
可愛いじゃん！いいね！
理香子
違うんだよ…
佐知
？
理香子
これはね、人の目を無断で自分の目と交換するお店でやって貰ったんだ～…
佐知
な、何それ！
理香子
こーれ！
そう言うと、理香子はチラシを見せた。
佐知
今なら…無料キャンペーン中？
理香子
やってみなよ！
理香子
色んな目があるよ！
理香子
視力が良い目、
理香子
綺麗な目、
理香子
糸目とか！
理香子
初めてなら無料だよ！
佐知
じゃ、じゃあやってみようかな？
理香子
じゃあ着いてきて！
理香子は人気の無い道に佐知を連れて行った。
佐知
………本当にここであってる？
理香子
うん！
そこにあったのは、廃墟のような店だった。
店長
いらっしゃいませ！
店の雰囲気とは裏腹に、綺麗で派手な、目が綺麗な人が出てきた。
惹き込まれそうな美しい目。
佐知
……………わぁ
店長
あ、この目？
店長
これはね、お店に来た子と交換した目なの。
そう言うと、店長は自分の目玉を取りだした。
佐知
ひっ……
理香子
痛くないよ。
佐知
………そうなんだ……
店長
じゃ、どの目にする？
店長はメニューを佐知に見せた。
佐知
…………じゃあ、これ。
店長
ああ、その黒い目ね？
店長
良いわよ。
店長
着いてきなさい。
佐知
はい。
理香子
はい！
店長は佐知達を部屋に連れていった。
ガチャ
そこで見たのは…
女の子達
うぅう………
佐知
きゃあぁあ！
そこで見たのは、縛られている少女達。
女の子達
いや…………
佐知
あ、あのっ！
店長
なぁに？
佐知
帰りま………
理香子
帰らないで。
佐知
だっておかしいよここ！
理香子
何が？
女の子達
助けてぇえ！
佐知
ひっ………
店長
別に問題ないわよ。
店長
だってこの子達、
店長
私の子供なんだもの。
理香子
そうだよ。
佐知
いやぁああああああぁぁぁ!!
佐知は無我夢中で逃げ出した。
あれから理香子とはあまり会っていない。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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