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食べ終わった弁当箱を片付けながら、エミは何度目かのため息をついた。
エミ
エミ
エミ
砂月(友達)
快活に笑いながら、砂月が小柄なエミの頭をぽんぽんと軽く叩く。
エミは、砂月に頭を触られるのは嫌いではない…
むしろ、安心感さえ覚えながら、エミは上目づかいで砂月を見た。
エミ
エミ
砂月(友達)
そう言って、砂月は牛乳パックのストローをくわえた。
エミは理解できないと言わんばかりに首を横に振るばかり
そんなやり取りを聞いて笑ったのは、瑞穂だった。
瑞穂
その笑顔は、苦笑いか、あるいは自嘲の笑顔だったのかもしれない。
それに気づいた砂月がストローから口を離して、ため息をつく
砂月(友達)
瑞穂
瑞穂
砂月(友達)
と気を抜けた返事をした砂月がエミに続いて立ち上がる。
砂月(友達)
そうつぶやきながら、砂月が、屋上から校舎内に戻るドアに向かって歩き始めた時だった…
男子生徒
砂月(友達)
後ろから名前を呼ばれて、砂月な振り返った。
そこに立っていたのは、砂月のクラスメイトの男子生徒だ。
砂月(友達)
男子を苗字で呼び捨てして、砂月に尋ねる。
立川と呼ばれた男子生徒は、視線を向ける先を
何度か迷ったあと、決意したように砂月の顔をまっすぐ見つめた。
男子生徒
男子生徒
男子生徒
男子生徒
作者
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作者
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