300タップくらいある長いd!さんのメンバーのお話

⚠️注意⚠️ 捏造 tntnさんが主人公です。 出てこないメンバーが居ます。 これは捏造です！

今日もまた仕事に追われる

いくら終わらせようとも 無限に続くように 無くならない

最近はミスが多くなってきていた

少し落ち込んでいると ドアから音がなる

コンコン

珍しくミスのない大先生に感動しながら 頼もうとしていた書類から半分を抜く

大先生には無理して欲しくないからだ

バタン

そう呟きながらペンを動かす

体のダルさなんて気にせず 黙々とやる

インカム rbr【トントーン飯の時間やで〜】

急いで準備をして部屋を出る

いただきマース

〜食事中〜

部屋にある書類の量なんて忘れて みんなの役に経つことばかり考えていた

ギィ…

前にグルさんに言われたことだ

｢トン氏が動けなくなると同時にこの国も 動かなくなるな！｣

その言葉がずっと頭の中にある

弱音を吐かないようにしているが ついつい本音が漏れる

コンコン

皆に頼られたいが為に嘘をつく

本当は書類なんて終わりそうにない

全然暇じゃない

だけど、皆のストレスや疲れを軽減させる為に俺は嘘をつく

バタン

山積みの書類を見てため息をつく

独り言を言いながら手を動かす

休むこと無く終わらせる事だけに集中した

コンコン

バタン

気づいたら夜になっていた

俺は溜まった書類を見て

終わるまで部屋から出ないことにした

書類を見て、何徹するかを考える

そう決めた日から、俺は

身体を限界まで追い込んでは寝て 起きたらまた限界まで追い込む

そんな生活を繰り返していた

数週間後

何日経ったのかも分からないまま 手を動かす

外に出る時には豚の被り物を 被るようになった

みんなを心配させないように なるべく顔は見せないようにした

そう言って豚の被り物を被る

食堂に何日も行ってない

たまに顔を出しに行かないと心配される

そう言ってドアを開ける

すると、久々に外の冷たい空気が 入ってくるのが分かった

数分前

ドン！

何かがおかしい…

いつもなら笑顔を見せてくれるが 今日は表情が見えず不安になっていた

内心ドキッとした

グルさんは時々心臓に悪いことを言ってくる

またもやドキッとする

バレてないか不安で心臓がバクバクする

心の中で謝る

スマンなグルさん 心配はかけたくないんや

グルさんが喋りだしそうなタイミングで シャオロンが質問をする

正直ベストタイミングだとは思った

グルさんとなるべく目を合わせないよう 大先生と話す

視線は感じてたけど無視をした

話したかったけど バレるんじゃないかと怖かった

グルさんに呼ばれた気がしたけど 早く部屋に行きたかったから無視をした

コツコツと1人の足音だけが響く

ため息をつく

足音がはやくなる

もう少しで部屋の前に着くところで 足音が聞こえてくる

聞こえてくる方向を見ると グルさんが居た

言葉を発しようとした時に 何やら騒がしくなる

扉を閉めようとした時に 一言そう聞こえてきた

バタン

｢書記長って頼りになるよね｣

頭に残る

嬉しい一言だけどその言葉がまた苦しめる

フラフラな体を動かしながら 壁ずたいに移動する

そう思いながらも体は書類の方へ進んでいく

無意識のうちだった いつの間にかペンを持って書類をしていた

｢書記長って頼りになるよね｣

また頭に響く

被り物をテーブルに置いて書類をする

身体のことなんて気にせず みんなの事を考えながら書類をしていた

数週間後

ろくに時計も見ず、インカムを切り 書類に没頭していたため何日かも 分からなくなっていた

立った瞬間急な目眩

どんどん視界がブラックアウトして行く

俺は頑張ってインカムを動かそうとしたが スイッチを押す力も無くそのまま 倒れてしまった

ここはどこだ？

叫んでもソイツはしゃべり続ける

パリンッ

聞きなれた優しい声が聞こえてくる

嘘だ 俺はいつ倒れるか心配だった

嘘だ 俺はずっと無理してきた

ポツリと呟く

嘘 したくない

嘘 戻りたくない

止めてくれ

止めてくれ

そう言ってベッドに入る

ガラガラ

楽しそうな笑い声が聞こえる病室

今度は無理しすぎないようにしないとな…

end…？？？