現代
佳澄
ぱちり
佳澄
佳澄
佳澄
佳澄
『佳澄ちゃん、オレとひとつになろ…………?』
有無を言わせず抱きしめられ、そのまま────
服は床に散乱していた
佳澄
竜一郎は佳澄の隣で寝息を立てて、眠っている
佳澄
瞼を閉じ、二度寝をした
1年前 10月31日
佳澄
知り合いの手伝いの帰り、近道をしようと佳澄は公園を通った
佳澄
ベンチに座ったまま、じっとしている人影がいた
一瞬、酔っ払いがうずくまっているのかと思ったが、近よってみると──少年が瞼を閉じていた
規則正しく寝息を立てている
少年
長袖のシャツを着ているとはいえ上着を羽織らず、こんなところで眠ってしまえば確実に風邪をひいてしまうだろう
佳澄
声をかけようとした瞬間、少年の左腕から血が流れていた
佳澄
佳澄
ため息をつくと佳澄は少年を背おい込み、自宅へと連れて帰った
佳澄
少年の左腕を手当てすると、布団をかけ直す
そして、まじまじと顔を見る
佳澄
女の子が放っておかないタイプだ
佳澄
佳澄
佳澄
佳澄は立ち上がり部屋を出た
1時間後
少年
少年
目を覚ました
少年
ぼんやりと天井を見詰める
少年
少年
かばっ
勢いよく上半身を起こし辺りを見回した
少年
少年
左腕が包帯で巻かれていた
少年
カチャ
少年
佳澄
少年
警戒心を隠さず、鋭いまなざしを向けてきた
佳澄
佳澄
少年
佳澄
少年
佳澄
佳澄
佳澄
佳澄
マグカップを掴み少年の前に差し出す
少年
佳澄
マグカップを受け取り、少年はココアを一口飲んだ
しばらく沈黙が漂う
少年
佳澄
少年
佳澄
少年
佳澄
竜一郎
佳澄
佳澄
竜一郎
竜一郎
竜一郎
佳澄
竜一郎
竜一郎
竜一郎
竜一郎
佳澄
竜一郎
佳澄
佳澄
竜一郎
まるで、天然記念物を見るような目で見てくる
佳澄
佳澄
竜一郎
竜一郎
コメント
7件
…( ゚д゚) さ、最初の方になんだか凄いことが書かれていたような…!?え!?ま、まさか……? 今回と次回は、二人の出会い編なんですね…!少し気まずそうな二人が、なんだか新鮮です笑 ここから、どのように距離を縮めていくのか…ドキドキです!!
待ってください! 待ってください!! 竜一郎くんがヤバそげな金持ちの次男坊とかはこの際置いておいて、冒頭どういうことですか!! 冒頭はどういうことなんですかついに一線を越えたと!? 越えたと!!?? お待ちください次を読んできます動揺が止まりません逝ってきます!!