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〜悠夏 side〜
悠夏
悠夏
……んｯ
重たい瞼を少し開けると、窓から差し込む光が見えた
私の体には布団がかけられていた
悠夏
(布団…？)
バッと、上半身を起き上がらせて見ると私はベットの上…
辺りを見ると見慣れない光景…
右隣には2つのベット、
そのうちの1つのベットには、2人が眠っていた
いまいち状況が掴めていない…
悠夏
悠夏
(えっと…)
悠夏
(私、髪の毛乾かしてもらっている間に寝ちゃったんだっけ？)
悠夏
(ソファーで寝るはずが、)
悠夏
(勝手にベットを占領してしまい、勝手に寝てしまった…)
オーマイガー…
と、とにかく、浦田さん達を起こして土下座しなくては…
そう思って、布団を退けてベットから降りた
1つのベットには、浦田さんと坂田さんが眠っていて
もう1つのベットにはセンラさんが眠っていた
悠夏
(浦田さんを最初に起こそっかな…)
浦田さんに近づいて、呼びかける
悠夏
う、浦田さーん…
悠夏
起きていただけませんでしょうか…
浦田
浦田
……ｽｩ…ｽｩ
悠夏
浦田さーん……！
浦田
浦田
…ﾝ…さか、た…
浦田
…は、ム……ｸｸｯ
悠夏
悠夏
ハム…？
寝言を言っている浦田さん
起きそういない…
なので、今度は坂田さんに呼びかける
悠夏
さ、坂田さーん…
坂田
坂田
……ｸｶｰ…ｸｶｰ
坂田さんも爆睡…
坂田
…ﾝｧ…せ、んらぁ…
坂田
むな、げ…ちょ…ｱﾊｰ…
悠夏
悠夏
胸毛っちょ…？(ﾎﾞｿｯ)
こちらも寝言を言って、爆睡中…
残るはセンラさん…
私はセンラさんに近づいて呼びかける
悠夏
センラさーん…
悠夏
起きてくださいませんでしょうか…
センラ
センラ
…ｽｩ…ｽｩ…
悠夏
せ、センラさん…
センラ
……ｽｩ…ｽｩ
悠夏
お、起きやがれです…
センラ
……ん、
センラさんは寝がいりをうって、私に背中を向けた
ちょっと今、不自然だった…
起きてる、のか…？
ちょっと意地悪してみよ…
悠夏
悠夏
せ、センラさん…
センラ
…………
悠夏
さっき坂田さんが、
悠夏
センラさんのことについて嘲笑ってましたよ…
センラ
…………(ﾋﾟｸｯ
悠夏
“胸毛っちょ”って言ってましたよ…
センラ
はぁっ……！？
悠夏
あ、
センラ
あ、
ガバッと上半身を起き上がらせたセンラさん
私と目が会った瞬間、センラさんは苦笑して
センラ
センラ
お、おはようさん…
悠夏
悠夏
おはようございます
悠夏
起きてたんですね
センラ
ちょ、ちょっとからかいたかっただけやって…！
センラ
許して！な？
悠夏
悠夏
別に、怒りはしませんよ…
悠夏
怒られるのは私の方ですもん…
センラ
え……？
……To be continued
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