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赤
言えないよ
助けてなんて。
言えないよ__
辛いなんて
俺は高校1年生。赤
学校の先生は俺の体に増える傷を見て話を聞いてくる
友達は最近笑顔が少ない俺に気づいてくれて寄り添ってくれる
なのにみんなに弱音を言えない
赤
だからどん底に落ちた。
だからここに居るんだ
家には居場所がなくてついに追い出された
もう帰る場所もない。
赤
誰も俺を必要としない
土砂降りの雨の中
みんなが傘を差す中
俺は傘をささないで上を見た
涙がどこにあるか分からない。
そんなのどうでもいい
はやく。はやく死にたい
開放されたい
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