現役大学生のラウール。進級に関わる大事なテストが近づいてる中、真面目なラウールは授業を休むわけにはいかなかった。机に向かいながらも、腹部の鈍い痛みに耐え続けていた。痛みが徐々に増してきて、心の中で焦りが募る。教科書の文字がぼやけていく。周りの声が耳に入らず、集中できない。
ラウール
心の中で呟きながら、何とか耐えていた。早く授業が終わってほしい…と願う。
授業中、何度もトイレに行こうか悩んだが、苦手な範囲の解説をされていたので必死に耐えた。
ラウール
と心の中で願いながら、時間が経つのを待った。
やがて授業が終わり、周りの学生たちが立ち上がる中、ラウールはふらふらと教室を出た。痛みが再び襲ってきて、冷や汗が流れる。
ギュルギュルギュルルル
ラウール
トイレに入ると、直ぐに便器に座った。数分後、ようやく気持ちが少し楽になり、トイレを出る。
しばらくして、少し楽になったラウールはトイレを出て、次の授業のため席に戻った。まだ完全には気持ちが落ち着いていないけど、ひとまずホッとした。しかし、30分経った頃、再び嫌な汗が流れる。頭の中は授業の内容が入ってこず、腹部の鈍い痛みが先程以上に襲った。
ラウール
と感じながら、何とか授業に集中しようと努力したが、授業が進むにつれて痛みが強くなり、「グルル〜」「ギュルルル〜」とお腹の音が鳴り、もう一度トイレに行きたい衝動に駆られた。
ラウール
と自分に言い聞かせるが、腹部からまた「グルル〜」と音が鳴る。耐えられない状態になってきた。
周りの学生たちも、普段真面目なラウールが背中を丸め俯き板書すらしていないことに心配していた。余裕のない本人ですら気を遣われているのを感じる。
ついに昼休みがやってきた。
トイレへ向かう途中、彼の心臓はバクバクと音を立て、足取りも重くなる。
早くトイレに行こうと考えたが、廊下に出るとトイレの前は長蛇の列。人がいっぱいで、待つのも辛い。そのためラウールはコンビニにお昼を買いにいくついでにコンビニのトイレに行こうと決心し、そちらに向かう事にした。
その途中、偶然に阿部と出くわした。
阿部
阿部
と阿部が声を掛けてくる。ラウールは驚きつつも、何とか冷静を装って答えた。
ラウール
その瞬間、ギュルギュルと阿部ちゃんにも聞こえるほどの腹が鳴り、阿部ちゃんの心配そうな目が捉えた。
阿部
ラウール
ラウールは焦りながらも弱々しく答えた。阿部がこうして心配してくれることはありがたかったが、今はそれどころではなかった。
ラウール
と心の中で祈るように思うが、痛みがさらに強くなり、彼の動きが鈍っていく。
阿部
阿部がさらに1歩近づき、ラウールの顔をジッと見つめた。その視線に耐えられず、一瞬目を逸らした。冷や汗が頬を伝い、焦りが一層募る。
ラウール
ラウールは言葉を途切れ途切れにしながら、かろうじて答えた。その直後、再び腹が「グルルル〜」「ギュルギュル〜」と響き、まるで腸が捻れるような感覚に襲われた。痛みが一気に増し、足元がふらつく。
ラウール
ラウール
とラウールは顔を顰めながら思った。
阿部はそんなラウールの様子を見逃さなかった。
阿部
阿部
ラウール
阿部
ラウール
阿部
阿部はラウールと一緒にトイレへ向かった。
近くのコンビニへ駆け付け、ようやくトイレの前にたどり着いたが、またしても満員だった。「嘘でしょ…」とラウールは絶望の表情を浮かべた。
ラウール
と限界が近づいてるのを感じる。
腹の中はギュルルル グルグルルと鳴り続け、痛みが波のように押し寄せてきた。ラウールはその場で立ち尽くし、手でお腹を抑えながらうずくまりそうになった。
阿部
ラウールは横に首を振った。そんなこと言われても困るだろう。分かっているけどこのままだど大失態゙しかねない。そんなの絶対嫌だ。
前の方
そうしていると、前の方がトイレ先に行くようにと譲ってくれた。
阿部
ラウール
俺は、お礼を言う事もままならかったためお辞儀だけをし急いでトイレへと駆け込んだ。
急いで個室に駆け込むと、直ぐに便座に座り、腹痛が頂点に達する。危機一髪で間に合った。
グルルル ドバドバ
ギュルルル ビチャビチャ
再び下痢が勢い良く押し出され、ラウールはその激しい痛みに耐えながら深く息をついた。
ラウール
と息を荒げながら、ラウールはようやく少し楽になったものの、身体全体がだるく、疲れ切っていた。体力を使い果たしたように感じながらも、痛みが少し引いてきたことに、僅かな安堵を覚えた。
トイレを終えたあと、ラウールは阿部が乗ってきたロケ車を近くに呼んでおいたと阿部が良いロケ車で少し横になる事にした。
阿部
ラウール
阿部
ラウール
と小さな声で答えた。痛みはまだ完全に引いていないが、これ以上無理をしても逆効果だと理解していた。
午後の授業はロケ車の中で少し休むことになった。あとから聞いた話、教室から近かった男子トイレがメンテナンスで今日1日使えなかったらしい。阿部が買ってきてくれた温かいお茶を飲み少し仮眠をとった。
そのおかげか、体調が回復したのを感じ、仕事には参加することができた。
仕事中、ラウールはまだ少しお腹に違和感があったものの、先程の痛みに比べればかなり楽になっていた。仕事に集中していると痛みをすっかり忘れるほど回復していて、何とか仕事を終えることができた。
仕事が終わると阿部が迎えに来てくれた。
阿部
ラウール
阿部
ラウール
阿部
阿部
ラウール
そして、二人で収録場所へと向かった。念の為皆に伝えとく?と聞かれたけど、佐久間やこーじがギャーギャー騒ぐだろうと思い断った。
阿部はラウールの身体を気遣ってくれた。収録中もずっと心配していたのかもしれない。阿部の優しさが身に染めた。
お腹の調子も順調で、収録も終盤に差し掛かかった時だった。
再び腹部に鈍い痛みがじわじわと広がり始めたのを感じた。
もんちっち
もんちっち
もんちっち
コメント
9件
らうあべ、が出てきたのは、意外だった、! 分かる!授業中に腹部は、きちぃ、